院長の診察日記

2015.11.25.wed
レントゲンではうつらない病気って?

不幸にも交通事故に遭ってしまった場合、
その直後には「しっかりしなくては」、「自分で対処しなければ」と気が張っているものです。

このような、一種の興奮状態にあると、人の身体には交通事故によるケガやむちうちの症状を感じにくいものです。
この緊張が解けて、2~3日後、もしくは1週間後あたりに「痛みが出てきた」とおっしゃる方も少なくありません。
または、治ったと思っていたのに、気圧や気温の具合によって、頭痛や筋肉の張り、全身の倦怠感といった形でぶり返すこともあります。
事故からの時間が経過してしまうと、事故との因果関係を証明することが難しくなり、保険会社との相談がしづらくなるケースもままあります。

このような事務的な難しさを避けるためにも、事故直後から継続して治療に通う必要があるのです。
治療を続けてさえいれば、治療をする側も、患者様のお体の変化に気づくことができますし、因果関係についても確認し続けることができます。
「良くなったような気がする」ということで、ご自分の判断で治療を中断してしまうと、保険会社への説明もしづらくなり、打ち切られてしまうことも少なくありません。
この点からしても、自己判断で「良くなったかも」と治療を中断してしまうことはお勧めできません。

レントゲン

打撲やむちうちといった症状は一旦消えてなくなったとしても、後に自律神経からくる倦怠感が襲ってくることもあります。
わたしたちこながや整骨院では、自律神経を整える治療や骨格矯正といった治療も行えます。
背中、特に肩甲骨周りのもみほぐしや、電気治療器などで通電することで、良好な予後へ導くこともできます。
超短波を使用することで、体の芯から温め、自律神経を整えることも可能です。
身体の深い所を温めることで、よりすっきりとした状態へと体調を整えて行きます。

このような症状・状態は、整形外科で撮るレントゲンには映らないものです。
そのため、なかなか「すっきり!」といったところまでの治療を受けられないこともあるようです。

もしも、骨に異常はないといった状態で
「安静にするように」とだけ言われ、それでも体調がすぐれないときは、是非当院へお越しください。

ご自分での安易な判断で治療を中断すると、保険会社との折衝が難しくなるだけでなく、ご自分の身体の調子が戻らないまま日常生活を続けなくてはならなくなります。
整形外科と整骨院の併用通院が必要なのは、このような点からもとても大切なことなのです。
当院では併用通院を許可してくれる整形外科のご紹介もしておりますので、ぜひその点もご相談ください。
——————————————————————————————————————-
こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:健康保険について, 日常