院長の診察日記

2016.3.18.fri
体の不調はストレートネックが原因かも?

ストレートネックという言葉をお聞きになったことはないでしょうか。
ひどい肩こりや頭痛、朝目覚めたときに首が回らない、手の痺れがある…様々な症状が複合的に現れることもあるこのストレートネックは、デスクワーク中心の方に増えてきています。
それまでに広く知られていたのは、バレエやダンスをしている方が無理な姿勢矯正を行うことによって、本来S字を描くべき首から背骨がまっすぐになってしまうケースでした。
姿勢は良く見えるものの、首の骨のラインまでが無理な形状を描くことで、首や背中周りの筋肉の緊張状態が続いてしまい、上のような症状につながってしまうのです。

ストレートネックとは、骨の変形を指している言葉ではありません。姿勢の“あり方”によって引き起こされる症状のことなのです。

骨盤や股関節に歪みが発生していても、それをなんとかカバーしようと背骨のバランスが崩れることがあります。外反母趾や偏平足、足底筋膜炎など足の周りのトラブルも、姿勢の歪みを生み、ストレートネックにつながることもあります。
つまり、体があるべき姿を保っていないとき、首回りにストレスがかかってしまうことがストレートネック症状の原因となるのです。

パソコン操作を中心とした仕事をする方、スマートフォンを日常的に使う方は、どうしても頭部が首の上に留まりません。前のめりになってしまい、約5キログラムともいわれる頭部を首の骨と周囲の筋肉や筋で引っ張りながらなんとかキープする状態となってしまいます。この状態を毎日続けていたとしたら、何もないほうがむしろおかしいといえるでしょう。

正しい生理的湾曲、つまりS字形を保つためには、体全体の歪みを正さなければなりません。
体の本来の姿は、意外なほど自分自身では認識できていないものです。
それを教えてくれるのが先ほどのような
・ひどい肩こりや頭痛
・首が回りづらい、上を向きづらい
・手の痺れ
・寝違いを起こしやすい
などのような症状なのです。

体に無理をさせていないかを知るには、小さな症状をも見逃さない「観察力」が必要です。
すぐに手当てをすれば、ラクになるのも早いものです。

「病気ではなさそうだけど、なんとなく不快」…そのようなときは、是非一度こながや整骨院へご来院ください。体全体のバランスを見ながら、歪みがあればそれを正す施術を、また仕事中のちょっとした時間にでも行えるストレッチ法などもお伝えいたします。

日々ご自分の体と対話をし、気になることがあればすぐにケアをすること、それがストレートネックからくる症状を深刻化させない近道です。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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