院長の診察日記

2016.3.14.mon
頭痛が起こるたびに薬を飲んでいませんか?

長年頭痛でお悩みの方にとって、手放せないもののひとつが頭痛薬ですね。より効きのいい頭痛薬を求めて、時々メーカーを変えています、とおっしゃる方もいらっしゃるはずです。
ですが、頭痛薬を常用することは、果たして体に影響はないのでしょうか。

頭痛に限らず体のどこかに痛みを感じると、人間というもの、その場所をかばおうとしてつい縮こまってしまったり力を入れたりしてしまうものです。その行動は自然なものですが、結果として筋肉のこりを招いたり、血行の悪さを招いたり―という独特のサイクルを形作っていることも珍しくありません。

痛み→縮こまり→凝り・血流の悪さ→更なる痛み…つまり、悪循環の様相を呈していることもある、ということです。

このことを理解すると、痛み止めから開放される術が見えてくるかもしれません。
薬の常用は慣れを呼び、さらに強い薬を求めてしまうこととなり、これもまた悪循環といわざるを得ません。

人間の体は様々な筋肉が複雑に絡み合い、それを動かすことで自由自在に思ったとおりの動作ができます。これは頭部も同じで、特に関係しているのが肩から首にかけての筋肉です。
肩から上部の筋肉のどこかが異常に凝り、固くなってしまうことから、血流が悪くなることもあります。
頭痛に悩んでいるあなた、肩こりも同時に経験なさっていませんか。

デスクワークの多い方は、パソコンを操作するために頭部を前のめりにする姿勢を余儀なくされ、殊のほか肩に負荷をかけていることがあります。慢性的な肩こりから頭痛を発症していることもすくなくありません。
思い当たることはありませんか。そのような方は肩や首の凝りをほぐすことからはじめなければなりません。頭部と関連する筋肉をひとつひとつ適切にゆるめることで血流がよくなり、頭痛を解消するのです。
一見遠回りのようではありますが、これなくしては頭痛が軽減することはないのです。

また、体の歪みが原因で背骨や頚椎が思わぬストレスにさらされていることもあります。この場合は体の歪みを解消することが先決です。

頭に病気(くも膜下出血や脳腫瘍など)を抱えているケースは別ですが、筋肉や他の部位から発生する頭痛は原因を取り除くことが何より大切、と覚えておいてください。

頭痛を発生させてしまう筋肉に適切にアプローチし、緊張を取り除くことからトライしてみませんか。
わたしたちこながや整骨院では、患者さまお一人おひとりに合った施術を行い、日常生活の中で行えるストレッチ法、適切な姿勢のキープ法のアドバイスも行います。

薬を手放し、すっきりとした毎日を送っていただくためのお手伝いを致します。「たかが頭痛」と考えず、原因を追究し、お体をストレスから開放して頂きたいと願っています。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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