院長の診察日記

2015.2.16.mon
ランナーズニー (腸脛靭帯炎)の治療

もうすぐ「静岡マラソン2015」ですね。

静岡マラソンは、小学生から大人までが参加できる静岡最大規模のマラソン大会で、
マラソンコースの高低差は全体で20メートル程度、大きなアップダウンもなく
平坦で走りやすいコース設定になっているのが特徴です。

ただ当日の海沿いの風が気になるところですが、天候に恵まれる事を祈るばかりです。
2015年3月1日(日)の開催に向けて、猛練習をしている方も多いのではないでしょうか。

マラソンの練習など長距離を走る際、一番多いケガは「ランナーズ二ー」という膝の障害です。

正式名称は【腸脛靭帯炎】といって「腸脛靱帯という大腿外側の筋肉および靭帯が膝関節の外側(膝のお皿の外側)で、摩擦し炎症を引き起こし痛みが発生する」というものです。

この症状は、しばらく走っていると痛み出し、休めば痛まない、また走りだすと痛むという特徴があります。
ですので、膝の痛みを感じる→ちょっと歩く→治る→走り出す→また痛みを感じる
ということを繰り返してしまう可能性があります。

また、もう一つの特徴が、

■5キロくらいになると必ず痛くなる
■10キロくらいになると必ず痛くなる
■1時間走ると痛くなる

など、ある一定の距離や時間を経過すると痛くなるということです。

このランナーズニーという障害は、マラソンの初心者から中級者レベルの人が一番かかりやすい症状です。
大きな原因として考えられるのは3つ。

★シューズが合ってないこと
★走り方の左右のブレが大きいこと
★道路の傾斜で片方ばかりに負荷がかかりやすい状態で走っていること

3つとも当てはまる方は少し注意が必要です。
シューズの裏を見ると自分の走り方の特徴や問題点が見えてくるかもしれません。

マラソン

こながや整骨院で行う治療は、まず患者さんのお話を詳しくに聞いて、痛みの原因を探ります。

靭帯の痛みなので、超音波やハイボルトなどの物理療法を行い、痛みの軽減を図ります。
その後キネシオテープで筋肉や動きをサポート。
走り方が片側だけにぶれてしまわないように動きを矯正する治療も同時に行っていきます。

こながや整骨院では、スポーツトレーナーの資格をもつスタッフがおりますので、走り方、歩き方の指導、姿勢の指導なども行うことができます。

ケガや障害のサポートだけでなく、様々な側面からサポートしていきますよ。
マラソン大会に向けて、記録を伸ばしたい、どうしても完走したいという方の相談も承っています。
ぜひ、お気軽にお問合せいただければと思います。

また、静岡マラソン当日は、早朝より「スタート地点に一番近い整骨院!!」である、こながや整骨院にてテーピング施術を行う予定ですので、静岡マラソン参加者でテーピングをしてほしいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:がんばれアスリート!, スポーツ外傷・障害, ランナーズニー(ランナー膝)