院長の診察日記

2016.2.1.mon
交通事故後のさまざまな症状と慰謝料について

事故後に次のような状態に悩まされていませんか。
・手足がしびれるようになってきた
・めまいや吐き気がするようになってきた
・首が廻らない、頭痛もひどい
・痛みと同時に、だるさが抜けない

これらの症状は、いわゆるむちうち。
包帯やギブスをしないことから、他の人にはわかりづらいものです。
保険会社の担当者にもわかりづらく、「まだ治りませんか」といった言葉によって、さらに患者様を追い詰めることがあります。

患者様にとってみれば、「普通の暮らしに戻りたい」といういたってシンプルな願いが聞き届けられないこととなります。
これでは、まさしく「泣きっ面に蜂」といったところでしょうか。

今回は、保険から支払われるはずの金銭的な賠償について触れてみようと思います。

保険というものは、被害に遭われた方にとって、とてもドライに感じられるものです。
ですが、事前に仕組みを知っておけば納得できるように設計されています。

・積極損害
治療にかかったお金、通院のためにかかった交通費、診断書発行費用、弁護士費用など、その事故によって出費せざるを得なくなった金銭をカバー。
・消極損害
仕事ができなかったときには、その損失分を補填。「事故にさえ遭わなければ得られたはずのもの」を算出しカバー。
・慰謝料
入院や通院によって被る、精神的・肉体的苦痛を金銭に換算しカバー。通院した日数で計算される。

自賠責内では、これらの金額をトータル120万円以内で計算します。
(後遺症が残ったり、被害者が死亡されたときはこの限りではありません)
自賠責でカバーできる額を超える場合は、加害者の加入する任意保険を使用するのが一般的です。

これらを踏まえれば、交通事故として警察に届出し、人身事故として扱ってもらうことさえできれば、その後は安心して治療に専念できることがおわかりいただけると思います。

痛みが治まるまでの期間、患者様は納得できるだけ通院をしてもよいのです。
もしも、「まだ治らないのですか」といったお電話が保険会社からかかり、それがご不安ならば、私たちこながや整骨院へご相談ください。
患者様のお体の具合を確認し、治療が必要と判断すれば保険会社と直接話をすることが可能です。

「こながや整骨院は各専門家と連携しています」でも触れたとおり、私たちには弁護士・行政書士など、交通事故の問題処理に強い専門家とのネットワークがあります。
安心して治療・ご相談ください。

「普通の暮らしに戻りたい」―そのような患者様のお気持ちに添えるよう、全力を尽くします。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:交通事故