院長の診察日記

2015.4.24.fri
自転車事故の危険性

近年、健康のため、通勤のために自転車を利用する方が増えました。
それにつれ、ニュースでも自転車が絡む事故の問題も取り上げられることが多くなったように思います。
自転車用の保険商品もありますし、ある自治体では加入が義務化されたと聞いています。

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私たちのところへも、自転車と自動車での事故でいらっしゃった方がおられます。
自転車でコンビニの駐車場から出ようとしたところ、同じ駐車場に停めていた車がその方の自転車に気づかないままバックで出ようとして衝突したという事故でした。
確かに車のスピードは出ていませんが、自転車に乗っている方は車のボディーのように守ってくれるものもありませんので、結構な衝撃を受け、おまけに自転車がケガをひどくさせてしまうことにもなってしまったのです。

腰を強打し、すねには倒れた自転車による擦り傷と打撲痕が、首はむちうちとまでは言わないまでもかなりの張りがありました。
別の方は、バイクで右折レーンにいたところ自動車と接触して来院されました。倒れまいと足・手でこらえたため、ひざと手首を傷めていらっしゃいました。
車の内部のように何かに守られているものではありませんので、転んで打撲、倒れまいとして捻挫や挫傷というケースが多いのも自転車やバイク事故の特徴です。

実際に転倒しなくても、他の自転車や車とぶつかった以上は接触事故です。
接触され、転倒をこらえたが故のケガはれっきとした事故ですから、きちんと相手も対応してくれるでしょう。
もしも相手がそのまま逃げ去るようでしたら、ナンバーを覚えておき警察に届け出るべきものです。
決して泣き寝入りせず、記憶しているナンバーや車の特徴を警察に届け出て相談しなければなりません。
警察が事故として扱ってくれれば、相手の任意保険・自賠責保険との相談が始まります。

相手が事故を起こしたことにすら気づいていなかったため立ち去った、気づいていながらも立ち去った、どのケースであってもけがをされた方ご本人が泣き寝入りするのは一番良くない事です。
警察署へ提出するための診断書は、私共でも出すことは可能です。
ご自身で記憶している状況と、この診断書と合わせて警察に提出することで、その後の展開もスムーズになるはずです。

けがをされて一番つらいのはご本人です。
体の治療と同時に、警察への相談をスムーズにするための準備をしてください。

・事故の時の状況は?
・それを証言してくれる人はいますか?
・一部でもナンバーを覚えていますか?
・  車種や色を覚えていますか?

すぐに覚えていることをメモしておきましょう。
そして、とりあえず当院に相談していただいても結構ですし、警察に相談していただいても大丈夫です。
痛みを取るためのお手伝いはもちろん、交通事故の手続きや診断書の準備もさせて頂きます。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:交通事故