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2013.12.24.tue
なかなか治療に来れない、主婦の交通事故
交通事故で来院される患者様の中でもなかなか治療計画通りに進まない…
というのが実は主婦の方々なんです。
年齢や環境によっては、すぐに治療に来られる人もいらっしゃいますが、簡単に来られない人もいらっしゃると思います。
小さいお子さんがいるお母さん世代などは、何があっても子どもが最優先で自分のことは後回し、痛みなんかも我慢されがちのようです。その結果、なかなか治らないということになってしまうんですね。
あるいは、一旦は治療に来られても、少し痛みが和らいできたら「これくらいでいいわ。」と、勝手に治療を止めてしまわれるケースもあります。実際はまだまだ治療が必要な状態にもかかわらず、子どもや家庭を優先するがばかりに、来院されなくなってしまうのです。
それで長引いてしまう…そういう方は結構いらっしゃいます。
主婦の皆さんは育児や家事に追われているから「一日中安静に」なんてしていられないのは分かります。炊事も掃除も立ちっぱなしで腰や膝に負担がかかり、洗濯物や布団干しは腕や肩にも力が要ります。子どもに至ってはこちらの事情なんて考えてくれません。むち打ちだって言っても、「ママ!」って飛び付いてきます。女性は男性に比べ首や肩の筋肉が少ない(弱い)のでとくにムチウチなどの痛みが出やすく後遺症も残りやすいといえます。
そして、事故の衝撃が残りやすく、トラウマ化したりPTSDや自律神経失調などの不定愁訴に長期間悩まされることもあるようです。後遺症や精神的な苦痛を長引かせないためには、出来るだけ早く積極的な治療を開始して、早く日常生活に戻れるようにすることが大切です。
また、小さいお子さん連れだと、子どもがぐずったりうるさかったりして、他の患者さんに迷惑が掛かるのではないかという気兼ねもあるようです。
こながや整骨院のスタッフは、皆が子持ちなので子どもの扱いには慣れていますし、患者さんの数も大きい接骨院のように一時に大勢いらっしゃるわけでもないので、子ども連れで来られる方も少なくないですよ。
また午前中の後半、11時~12時ぐらいは、比較的空いていることが多いですから、それほど気を使う必要もなく、小さいお子さんを連れて、気兼ねなくいらしていただけると思います。
治療を中途半端で止めてしまうのは、示談後に後遺障害としてまた痛みが出てくる可能性もあり、身体にとっては良くないことなので、大変でもあきらめないで、最後まで治療を続けていただきたいと思います。
常に身体を動かさなければならないので回復が遅れるという点では、サラリーマンと同じことが言えますが、ご家族のため、可愛いお子さんのため、そして何よりご自身のために、早期完治を目指しましょう。
カテゴリー:日常