院長の診察日記

2018.2.8.thu
今年も「テーピングサービス」やります!

もうすぐ静岡マラソンですね!
こながや整骨院では今年も「テーピングサービス」やります!
地域密着、マラソン応援整骨院、スタート地点に1番近い整骨院としてランナーの皆さんを微力ながら応援させていただきます。
3月4日(日)朝6:00〜、こながや整骨院にて
お部屋を暖かくしてお待ちしております。
テーピングをご希望の方は一応、ご連絡のうえご来院ください!
・ランナーズニー(ランナー膝)
・腸脛靭帯炎(膝の外側の痛み)
・足首周辺の痛み
・ランニング時の腰痛
などで不安のある方はぜひ
テーピングというお守りをして静岡マラソンに臨んでください!!
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カテゴリー:がんばれアスリート!, グロインペイン症候群, コンディショニング, スポーツ外傷・障害, テーピング治療, ランナーズニー(ランナー膝), 捻挫

2016.4.21.thu
腸腰筋(グロインペイン)の治療

サッカー部に所属する高2男子が股関節の痛みを訴え来院しました。

整形外科を受診するも症状は変わらず1カ月ほど経過していて、股関節が痛くて部活のサッカーはもちろんできず、起床後ズボンを履こうと脚を上げるのもつらいという訴えでした。

本人もインターネットなどでいろいろ調べて「グロインペイン」ではないかと思っていて、当院のHPを見て来院してくれました。

動きの検査や問診から「腸腰筋」が原因になっているのではないかと推測されたので、電気治療やストレッチ等で腸腰筋を治療し痛みの出る動作をしてもらったところ「ほとんどない!」ということで、長く苦しんでいた股関節痛から解放されることができました。

その後、数回施術をして違和感程度になりました。またサッカーのプレー中やプレー後に出る臀部の痛みやすね(シンスプリント)の痛みも継続してケアしながら、現在では休むことなくプレーできるようになりました。

この選手の直接的な原因は「腸腰筋」と考えられますが、臀部や腰などその周辺にも関連があるようにも思われます。

少し継続してケアしていくことで、関連筋肉のケアや原因となる動きの分析などをすることもできますので、グロインペインだから治らないとあきらめずにお気軽に相談してください。

 

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:グロインペイン症候群

2015.9.30.wed
グロインペイン症候群 治療法と予防法

一度起こすと、何度も繰り返すといわれるグロインペイン症候群。
中田英寿、中村俊輔、ジダンなど名サッカー選手もこの痛みに悩まされていたということです。
一番大切なことは予防ということです。
また、痛みが少しでも出た時は治療も早期にスタートしなければなりません。
再発を繰り返すという少々厄介な性質を持っている以上、起こさない・早い手当てが重要なのです。

グロインペイン症候群が起きてしまう原因は、
・筋や関節の柔軟性の欠如
・体幹と下肢の動きの連動性不足
・骨盤を支える筋力の不足
が考えられます。

これらを総合的に整えることがとても大切です。
そのため、重要視しなければならないのが、体幹の筋肉を強化すること。
日常生活の中に取り入れることのできるストレッチやトレーニングで、体幹周辺をほぐし、鍛えておかなければなりません。

具体的に簡単にできる体幹トレーニングとしては、ヨガマットのような柔らかいものの上で四つんばいになり、右手ー左足、左手ー左足を交互にぐんと伸ばす「ダイアゴナル」とよばれるものや、横になった状態で腕と足の力で体の中心線を水平に持ち上げ、さらに上側の足を肩幅位に開く「サイドブリッジ」など。
その他詳しいトレーニング方法や個人に合わせた指導も行います。

既に痛みが出ているようならば、どうぞお早めに当院までお越しください。

前回の「グロインペイン症候群 原因と症状」でもご説明した通り、どこをどう傷めているのか、その組み合わせは人により様々です。
そのため、対処方法・治療方法が異なります。
まずは正しい判断があって、無理をしない、効果的な治療やストレッチ(体操)が行えるのです。

その方のされているスポーツ、症状に合わせ、最適な治療やストレッチ法を探し出します。
試合の前のコンディションチェックも行っていますので、気にかかることがあれば、何なりとご相談ください。

安心してスポーツを楽しんで頂くために―私どもで行えることを、ご本人と一緒に考えていきますので、どうぞご相談にいらして下さい。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:グロインペイン症候群

2015.9.30.wed
グロインペイン症候群の原因と症状

先日、サッカーをやっている高校生の男子が股関節の痛みを訴えて来院されました。
サッカー選手の股関節痛というと真っ先に思い浮かぶのが「グロインペイン症候群」です。
特に怪我という覚えもなく、痛みがだんだん出てきたということで、本人はかなり不安を抱えている様子でした。
外傷を伴うケガならば治療法もすぐに想像がつくものですが、外傷のない傷みは原因が思い当たらない上に、どの病院や治療院にいけばよいのかがわからず不安になることでしょう。
実際、彼はかなり「グロインペイン症候群」が強く疑われ、実際の施術もそれ様に行いました。

このグロインペイン症候群は「鼠径部痛症候群」とも呼ばれます。
この症候群という言葉からも想像がつくように、原因が複合的であることが特徴的です。

内転筋腱障害や鼠径管後壁の欠損、恥骨結合炎内転筋腱障害、外腹斜筋腱膜の損傷、腸腰筋機能の障害などの症状がいくつか組み合わさって表れるのです。

スポーツをしていると、捻挫や打撲、肉離れといったことを経験しがちです。
この状態が完全に元に戻らないまま復帰してしまうと、傷みをかばうことから、体幹から股関節周辺の機能に障害が発生してしまうのです。
筋や関節の柔軟性が失われ、体幹と下肢の動きもうまく連動できないことから安定性を欠いてしまうというメカニズムから起こる現象ですから、可能な限り安静にし、治療を受けて頂きたいところです。
グロインペイン症候群の原因が、これらのケガからくるかばい動作(体の不自然な動かし方)からくることを理解して頂ければ、安静と治療の必要性は充分に理解して頂けるものと思います。
体の一部のケガが、股関節を中心とした痛みへと変換されるのですから、パフォーマンス面でもよいことはありません。

なぜサッカーをしている方にこのグロインペイン症候群多いのか、というご質問を頂くことがあります。
その理由は、ボールをキックするときの姿勢を思い出してくださればすぐに分かります。
軽いキックならいざ知らず、強く・足をぐんと延ばすキックをする時、両方の足の動きが大きく異なることが原因となってしまいます。
体幹と下肢の動きが協調性を持たない上、利き足を酷使することから生じるのです。
また、インサイドキックを多用する選手はなおさら内転筋群に負担がかかり痛みを誘発してしまいます。

「鼠径部(股関節)周辺が痛い」「圧痛(押さえると痛い)」といった症状が現れたのであれば、すぐに治療を行うべきです。
動作そのものが原因となる症状ですから、サッカーを続けたいのであれば少しでも痛みを感じた時には、今この時、すぐにでも改善を図る必要があります。
治療さえ定期的に行えば、症状を繰り返すこともぐっと減ります。
「まだ軽いから」と放置することは危険です。
私どもでは、痛みのある部位だけでなく、その周囲および全身の筋力や柔軟性のバランスを評価して、そこから根本的な治療を行います。また、日常のケアが大切なスポーツ選手には、自宅で行えるストレッチもご指導致します。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
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カテゴリー:グロインペイン症候群