院長の診察日記

2014.9.16.tue
女子高生の成長痛について

女の子は高校生くらいになると、体の成長や身長の伸びなどは落ち着いてきて、成長期自体は終わってくる頃ですね。
成長痛というと膝やかかとの痛みが代表的ですが、高校生女子ぐらいになるとそういった痛みよりも、むしろホルモンの影響により体重が増えたり、女性らしい体つきになったりで、今まで出来ていた動きができなくなったり、記録が出なくなってしまったりして、メンタル的な部分も含めてケアしていかなくてはならないのかもしれません。まさに女の子の複雑さというところでしょうか。

女子高生

身体つきが変わるということは体軸やバランスも変わり、中学生の頃と同じ感覚でパフォーマンスしても同じことができなくなってしまったり、トレーニングはレベルアップしているのに記録が伸びなかったりすると、モチベーションも下がり、練習にも集中できなくなったりと悪循環に陥ってしまうこともよくあります。

また、多感な時期ですので悩み事もいろいろ抱え、周りにもなかなか相談できず理解されずにますますの悪循環に・・・ということにならなければいいのですが。

男子の場合はハードに練習をすれば、筋肉や持久力も強くなり、それだけ記録を伸ばしていくことができるのですが、女の子の場合には、ハードな練習自体が体やホルモンバランスによくない影響を与えてしまうこともあります。女子の場合は、体や心の微妙な変化を見逃さず、そのタイミングに合わせたトレーニングとケアが必要になります。

私達も過去の経験と知りうる知識を総動員して女子アスリートにも対応していきますので、悩まないで、気軽に私たちに相談をしてくださいね。

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もちろん、成長痛に多い膝やかかとの痛み、シンスプリントやハムストリング痛、股関節痛などのアスリートに多い痛みには自信を持って施術させていただきます!

カテゴリー:成長痛, 日常