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2014.8.22.fri
水分補給において、気をつけるべきこと
汗をかきやすい夏は、こまめに水分補給をしたいものですが、間違った水分補給や水分不足による熱中症の症状(頭痛や倦怠感)に悩まされることが多い季節でもあります。
基本的には喉が渇く前に飲むことが大切ですが、脱水を防ぐためには、何をどんなタイミングで飲むかがとても大切になってきます。
朝寝起きに喉が渇いている人は、睡眠時に汗をかき体内が脱水傾向になっている可能性があります。
熱帯夜が続いている真夏なら、なおさらですね。
寝る前にしっかり水分を取り、夜中にトイレに起きた時にも、排出した分を補うように水を飲めば体内の水分不を予防出来ます。
また、寝ている間に足がつるという現象も水分不足から起こることもあります。
そして朝起き抜けに水を一杯飲むことも大切ですね。寝ている間に高くなった血液濃度を薄める効果があり、朝におきやすいと言われる心筋梗塞や脳梗塞を防ぐこともできます。
飲むタイミングと同じくらい大切なのが、「何を飲むか」ということです。
お水にはカロリーが入っていないので、日常の水分補給には最適です。ただし塩分が入っていないので、スポーツ時にはあまり向いていません。
緑茶や紅茶にはカフェインが入っていて、利尿作用があるために、スポーツ時には避けましょう。ただし麦茶はノンカフェインでありながらミネラルが補えるので、とくに夏場にはとくにオススメと言えます。
アルコールは利尿作用が高いために水分補給には向きません。
なおアルコールを飲むときには一緒にお水などを飲むなどして、脱水を防ぐように気をつけましょう。
スポーツ飲料には塩分が含まれているので、運動時の水分や栄養補給には最適ですが、普段、水分補給に飲んだりするのはおすすめできません。またカロリーも高いので、ダイエット時などには避けた方がいいですね。
トクホ飲料はダイエットにはもちろん、推奨量を守ることで、普段の水分補給にも向いています。ただしお茶のトクホ飲料には利尿作用があるので、飲みすぎには注意してください。
甘いジュースや炭酸飲料には糖分が多く含まれているのでカロリーが高いものがほとんどです。
基本的に水分補給には向いていないので、嗜好品として楽しむ程度がオススメです。
暑い毎日は、まだまだ続きそうです。
飲み物の種類と飲み方に注意して、夏特有の水分不足による熱中症から身を守りながら、しっかりと水分補給をしたいものですね。
カテゴリー:スポーツ外傷・障害