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2014.1.6.mon
筋肉痛っていったい何?
新年、明けましておめでとうございます。
今年も皆さまの健康の為、邁進してまいりたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。
さて、私事ですが…
先日、15~6数年ぶりにバスケをしたら、久しぶりに“筋肉痛”を“体験”しました!足回りの筋肉痛は、その日の夜から翌日にかけて出たのですが、背中の筋肉痛は、2日後になって出てきました。
ちなみにこちらは、15年ぶりのバスケのために買ったバッシュ(エアージョーダン1)です。
同じ日に使った筋肉なのに、体の部位によって痛みの出る時期が違うんだなーって気づいたら面白かったので、筋肉痛について改めて調べてみました。
バスケでは、ジャンプする際やターンの際に身体を捻る際、中腰姿勢維持などの場面で背筋を使いますが、足の運動量に比べると圧倒的に少ないです。そういった使い方の違いから、足と背中に痛みの出るタイミングが違ったのだと思います。
筋肉痛の主な原因としては、次の2つが考えられます。
①乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まって痛みを引き起こしている場合
②筋肉そのものが損傷して炎症を起こしている場合
①がどういう時に起きるかというと、多くは、長時間運動した後に発症します。ジョギングとか、長い時間歩いていて筋肉痛になってしまった場合も、乳酸が原因と考えられます。乳酸などの疲労物質を取り除きたい場合は、血液で洗い流してあげるというイメージが一番分かりやすいのではないでしょうか? つまり血行をよくしてあげるということです。基本的には、マッサージをする、お風呂に入って温める、軽い運動をする、ストレッチをする等、血行を良くすることで症状が改善されます。
②の場合は、筋トレをした後の筋肉痛などが該当します。筋肉が壊れて、それが修復される過程で炎症が起こるのですが、壊れた筋肉が修復されることで筋力が増すので、それを狙った筋トレも行われます。
この場合、あまりマッサージをしてしまうと炎症が悪化することがあるので、筋肉痛がよりひどくなる可能性もあります。アイシングとか、、超音波やハイボルテージなどを使って、とりあえず痛みを取りましょう。揉んだりせずに痛みを取る事と、筋肉を作る為に必要な栄養(たんぱく質)をとることが良策です。
このように、筋肉痛だからといって単に揉みほぐせば良いわけではなく、筋肉痛の原因を正確に把握して対処しなければならないのです。
ところで、若い時は筋肉を使うとすぐに痛みが出たのに、年を取ると2日も3日も後になって出てくるようになるのはなぜでしょう?
炎症反応が起こるのにもタイムラグがあって、年齢とともに反応の速度も遅くなっていきます。また、身体の代謝も悪くなっていきます。つまり、傷ついた体が修復されるサイクルが、年齢とともに長くなっていくんですね。
バスケは久しぶりで身体は痛くなりましたが、久々の運動で精神的にはリフレッシュでき、懐かしい友達ともコミュニケーションが取ることができ、たまには「いいな!」と思いました。
皆さまも、仕事に差し支えぬよう適度の運動を心がけましょう!!
カテゴリー:スポーツ外傷・障害