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2014.1.14.tue
交通事故による男性と女性の怪我の違い
男性のほうが車を運転する機会が多いので、交通事故の被害も男性のほうが大きいかというと、必ずしもそうとは言えません。
実は私も追突された経験があります。その時は、「あ、来る!」って分かったので、とっさに身構えることができ、大事には至らず痛みもほとんど出ませんでした。しかし助手席に座っていた妻は、ミラーも見ていなかったので、まったく不意を突かれた形で追突され、結構な勢いで前につんのめっていました。渋滞の末尾で止まっている時に後ろから軽く追突されただけだったのに、身構えていないとひどい目に遭う可能性があるということに、改めて驚きました。
つまり、事故の時は「運転席に座っているか、助手席にいるか、後部座席にいるか」で、怪我の違いがでてくるように思います。
運転席にはハンドルがあるので、ハンドルで胸や腕を強打し、ひどい場合は「ハンドル外傷」と呼ばれる典型的な怪我の仕方があり、肋骨骨折を伴う肝臓やすい臓や十二指腸、肺の損傷が引き起こされることもあります。
助手席にはハンドルはありませんが、動きが自由な分ムチウチはひどくなりやすかったり、ひどい場合はダッシュボードに膝を強打して、「ダッシュボード損傷」と呼ばれる後十字靱帯損傷を伴う、膝蓋骨骨折、大腿骨骨折、下腿骨骨折、骨盤骨折などが引き起こされることもあります。
むち打ち症に限って言えば、身構えていない分、やはり助手席のほうが多いかもしれません。ということは、女性のほうがむち打ち症になる方が多いと言えそうですね。また、女性は首が細いので、よけいに症状が出やすいということもあるかもしれません。
交通事故の後「手術などの大事に至らず、軽いむち打ちで済んで良かったわ。」などと言うのをよく聞きますが、むち打ち症が原因で、目まいや肩こり、自律神経失調症など、女性特有の症状に繋がるケースも少なくありません。
事故後に何となく体調が良くないと感じていらっしゃる方、むち打ち症などでお悩みの方、どうぞお気軽にこながや整骨院までご連絡ください。
お待ちしています。
カテゴリー:交通事故