院長の診察日記

2014.3.3.mon
痛みの確認は最小限に

腱鞘炎やばね指、外側上顆炎(テニス肘、ゴルフ肘)などは主に使い過ぎ(overuse)や間違った使い方(missuse)が原因で起こります。
使わなければ治るんですが、使わないわけにはいかず治りにくいため治療をあきらめてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、皆さん痛みを感じると「どう動かすと痛いか?」「どのくらい痛いか?」など気になって何回も痛い動作や痛みの程度を確認してしまうことも多々あると思います。
しかしながら、その痛みの確認動作が多数回になると、余分に炎症を引き起こしてしまったり、痛みを増大させてしまうこともあるんです。

施術後も「どのくらい良くなったか」とか「どのくらい動くようになったか」など楽になった気がして、ことあるごとに動かしてしまう方もいらっしゃいます。ですから、私達は「痛みの確認は1回まで!」とよく言います。

また、痛みがなくなる時期と治癒する時期とは少しタイムラグがあります。痛みがなくなっても、まだ完全に回復しているわけではないのです。そのタイミングで痛みの誘発動作をしてしまうと、回復に逆行してしまうことになります。

こながや整骨院では超音波や電気治療で患部の痛みを和らげ、回復を促しながら、テーピングやサポーターを使い、過度な使い過ぎや使い間違いを予防するとともに無意識な痛みの確認や誘発動作を防ぐことをしています。

2013-11-27 14.37.59 - コピー

使いすぎの痛みは少し時間がかかりますが必ず回復しますので、あきらめずに一度ご連絡ください。

カテゴリー:保険施術, 腱鞘炎