院長の診察日記

2017.1.11.wed
腸脛靭帯炎(ランナー膝)

いよいよ本格的なマラソンシーズンですね!
こながや整骨院にマラソンのシーズンになるとたくさんのランナーが来院します。
ランナーの方に多いケガの代表が腸脛靭帯炎(ランナー膝)です。
本当に多いです…
原因はいろいろ考えられ、各個人によって施術も変わりますが、ほとんどの方に当てはまる原因のひとつとして、走る際に中臀筋がしっかり機能していないことが考えられます。
中臀筋が機能しないと接地から踏み込みの際に上半身の重さが大腿外側から膝の外側にかかってしまい、その負荷が腸脛靭帯炎を引き起こすことが考えられます。
ですから治療としては、炎症を抑えることと疲労して硬くなったお尻から太腿の外側の筋肉を緩めることがまずは必要になります。
次に中臀筋がしっかり機能するようにPNFやEMS電流などで意識づけをします。ご自宅でもできるトレーニングも教えますので、やみくもに走るよりこの様な機能的トレーニングが大切だと思います。
そして、状態が良くなってきたら徐々に走る距離を伸ばして行きます。
この時も最初は短めの距離を少し早めのペースで走ることから始めます。

詳しくは施術しながら説明しますが、こながや整骨院にはランナー膝専用の治療プログラムがあります。
また、テーピングにも力を入れてますのでレース前のテーピングやご自身でテーピングをしたい方へのテーピング指導もしてますので、ランナー膝でお悩みの方は是非一度ご来院ください。

ランナー

カテゴリー:がんばれアスリート!, ランナーズニー(ランナー膝), 膝の痛み