院長の診察日記

2015.2.2.mon
女性に多い胸郭出口症候群

胸郭出口症候群という症状をきいたことがありますか?
難しそうな名前であまり聞きなれないかも知りませんが、
働く女性や主婦の方に比較的多く、特に「なで肩」体型の人に起こりやすい症状です。

働く女性

腕を上げたり伸ばしたりすると肩から腕全体がだるく鈍痛としびれ感を訴えるものです。
症状を聞くとよくありそうなものなので、胸郭出口症候群としての認識がないまま
腕がだるいとかおおぼったいなどと思っている方もいると思います。

これは、頸椎から出た腕への神経が首や肩周囲の狭いトンネルで圧迫を受け、
神経痛や血行不良が引き起こされ発症するものです。

「なで肩」では鎖骨が下がり、肋骨と鎖骨の隙間が狭くなりその下を通る血管や神経が圧迫されたり、
肩甲骨が外に開くことにより小胸筋という胸の筋肉が硬くなり腕を上げた際に
血管や神経が引っぱられたりして腕への鈍痛やしびれが引き起こされてしまうのです。

当院では、このような患者さんには首や肩、腕の手技マッサージはもちろんですが、
肩のポジションを調整する為に僧帽筋や菱形筋などの筋力強化も指導しています。

その時だけ症状が軽くなってもしばらくすると元に戻ってしまうということを防ぐために、
根本的な原因である「なで肩」の矯正をすることで症状の改善と姿勢の矯正も行うことにしています。

なで肩の女性で「胸郭出口症候群」という症状に思い当たる方は
ぜひご相談、ご来院ください。

——————————————————————————————————————
こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
どのようなお悩みでもお伺いします。お気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:保険施術, 骨盤矯正