院長の診察日記

2015.8.27.thu
整骨院と整形外科との併用

交通事故の患者さんから、整形外科に行けばいいのか、整骨院に行けばいいのか迷うと言われることがあります。
その場合、私達は「整骨院と整形外科の両方通ってください」とお伝えしています。

整形外科と整骨院の両方を同日通院でなけば自賠責保険で受診することができます。

そもそも論ではありますが、隠れた骨折(ひび)や、内臓などへの受傷がないかどうかをまず確認する必要があります。
このため、必ず整形外科で受診する必要があります。
また、痛み止めや湿布薬など、お薬の類はお医者さまでなければ出せません。
しかしながら、接骨院では整形外科ほどの待ち時間もなくマッサージや電気治療などより丁寧な施術を受けることができます。
ですから、患者様には整形外科と接骨院のいいとこ取りで通院していただきたいと思います。

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大切なのは、総合的に患者さまの体を診断し、治療を行うことです。
診断、治療のどちらが欠けても、患者さまに良いことはありません。
一日でも早く元通りの生活に戻って頂くために、お医者さまの診断と、コンスタントに通える接骨院の連携が大切なのです。

「こながや整骨院は各専門家と連携しています」でもお伝えした通り、私たちは、整形外科のお医者さまを始め、弁護士・行政書士など、その道のプロの方とのパイプを持っています。
もしも受診や手続きの順番を間違えても、患者さまにとってベストなルートへと“軌道修正”するためのアドバイスができます。
すべては、患者さまの身体と生活をお守りするため。
安心して治療に専念して頂けるよう、必要な手続きや受診のお手伝いも致します。

私たちこながや整骨院は、駅からもほど近く、市街地に立地しています。
お仕事の行き帰りやお買い物のついでに、気軽に立ち寄って頂ける場所にあります。
また、治療時間のご予約も承っておりますので、お体の調子に合わせて無理なく通って頂けます。

不意に見舞われた交通事故というトラブルから、患者さまの心と体に無理をさせない―。
これが私たちの願いです。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:健康保険について, 日常

2015.8.26.wed
事故に遭ってしまったら

不意に訪れるトラブルに、交通事故があります。
つい今しがたまで元気に歩いていたのに、突然、悪夢の瞬間に見舞われる―。
それが交通事故です。

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文字通り「天地がひっくり返る」経験ですから、受傷した方はパニックに陥ってしまいます。
特に、救急車を呼ぶほどでもないと瞬時に判断してしまったケースで多いのが、

・相手を確認していない
・連絡先の電話番号を正しく聞けていない
・相手の免許証の確認をしていない
・警察への事故の連絡をしていない
―といった、確認や連絡ミスです。

どのような軽い事故であっても、後に痛みが発生することもあります。
上記のような確認は、どんなささいな事故であっても必ず行っておいてください。

とはいっても、事故に巻き込まれた直後に、これら全てを完璧に行うことはむずかしいかもしれません。
交通事故に遭った方の中には、その瞬間の事を覚えていないという方もいらっしゃる程です。
慌ててしまうのは、むしろ自然なことともいえるのです。

それでも決して忘れてはならないのが、「相手の免許書や身分証を呈示してもらうこと」です。
そして、警察への連絡も忘れずに行ってください。
今はほとんどの方が携帯電話やスマートフォンを持っていますから、必要であれば免許書・身分証をカメラに収めておくべきです。
それができなければ、車のナンバーだけでも記憶、記録しておきましょう。
脅すつもりは毛頭ありませんが、このメモや写真がないばかりに、後の治療や補償に影響を来たしてしまった方を私たちは知っています。

まずは、整形外科を受診しレントゲンや必要な検査を受け診断書を作成してもらいます。
もしも整形外科へ行かず、直接私たちのところへいらっしゃった患者さまには、適切な整形外科の先生へお繋ぎ致します。
この診断書が、安心して治療に専念して頂くための大切な一枚となるのです。
そして、この書類が、警察への届け出へのワンステップとなってくれるのです。
整骨院でも警察提出用の診断書を書くこともできますが、先々のことを考えると整形外科での受診をお勧めします。

必要な書類を整えておくことで、患者さまやご家族の加入されている保険でカバーできないかを探ることもできます。
もしも、相手が不明であっても、何らかの手立てを見つけられるよう、私共の人的ネットワークをお使いください。

事故直後は気を張っていることもあり、痛みに気づかないことも往々にしてあります。
ですが、体をどこかにぶつけたり、転んだりしたのは事実です。
今のこの瞬間に抱く感覚だけで判断せず、先々のために証拠となるメモや写真は必ず残しておくことを強くお勧めします。
どんな小さな事故であっても、必ず警察へ届け出る、という強い気持ちを持ってください。
あなたと、ご家族の将来が一気に変わってしまうこともあるのが交通事故なのです。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
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カテゴリー:交通事故, 健康保険について

2015.8.25.tue
こながや整骨院は各専門家と連携しています

不幸にも事故に遭ってしまい、ケガをしてしまった方にとって、お身体の治療は一番大切なことです。
しかしながら、いつになれば普段通りの生活に戻ることができるのかという心配を抱えながら、お仕事やそれに伴う諸手続きなどの対応も求められます。
不安でいっぱい、お身体以外の悩み事も多く抱えることとなってしまうのです。

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私たち「こながや整骨院」は、不意に訪れるそのような場面にも、患者さまのサポートを精一杯行いたいと考えています。
必要なのは、患者さまが治療に専念できる環境です。
その環境をいち早く整えて頂くために、私たちにできることを模索してきました。

目指したのは、「ワンストップ整骨院」です。
事故にさえ遭わなければ必要でなかった事務的な処理も、私たちの連携を使ってスムーズに行っていただきたいと思っています。
例えば、弁護士や行政書士には示談交渉や治療費請求や後遺症認定請求などといった処理を、保険の代理店や自動車整備工場にはバイクや車を元通りにする処理を、整形外科の先生には適正な診断を―といった具合です。
患者さまには各分野の専門家にアドバイスをもらうことで中・長期的な治療にも安心して臨んで頂きたいという思いで、このような独自のネットワークを構築致しました。

もしも、不幸にも治療が長引く場合でも、どうぞこながや整骨院へいらしてください。
必要に応じて、上記のネットワークにより最適な対処法をアドバイスさせて頂きます。
このことによって、患者さまに何よりも大切な「安心して治療を続けられる」状況を作るお手伝いを致します。

特に、むちうちなど外見では見えないケガの治療は他の方に理解を得られにくく、仕事や家事などの日常生活を送りながら治療に臨まなくてはなりません。
治療に専念するどころか、むしろ患者さまの時間を奪い、心理的な圧迫感を強いることとなります。
このような状態を、私たちは良しとしません。
せめて、一刻も早く治療にのみ気持ちを向けて頂きたいと考えています。

もしも不慮の事故に遭い、体の痛み・心の痛みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度こながや整骨院へご来院ください。
身体のコンディションをいち早く元に戻すためのお手伝いと同時に、安心して治療に臨んで頂くための環境づくりをもお手伝い致します。
心も体も、できるだけ早く元の生活へ戻って頂くための、私たちの決意。
それが、「ワンストップ整骨院」となるための試みでした。
このネットワークを、一人でも多くの方にフル活用して頂きたいと思います。
明日は、来週は、来月は―先の見えない不安は、どうぞこながや整骨院へお任せください。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:健康保険について, 日常

2015.6.22.mon
後遺症の保険適用について

交通事故による後遺症に保険適用できるのか、ということを心配なさる方がおられます。
結論から申し上げると、それは可能です。
ですが、状況によってはご自分の入られている任意保険を使用することとなり、等級が下がりますので、結果的にそれを避けておられる方が多い、というのが現状です。
このことは、加害者・被害者の別を問わず、ご本人の苦しみを増す結果となります。

加害者側の同乗者はどうなのでしょうか。
このときは、自賠責が適用される可能性があるはずですので、保険屋さんに充分相談されることをお勧めします。
健康保険で治療を行い、かかった費用を保険屋さんに請求するという方法もあるはずです。
ご自分が車を運転されていた場合、任意保険を使用することとなるでしょう。
加害者・被害者のどちらであっても、治療はきちんと受けて頂きたいと思います。
事故による精神的ショックに加え、けがの後遺症に悩まされるのは、日常生活に何らメリットを生みません。

後遺症

最近私どものところへ来院された方のケースをご紹介します。
その方は、道を歩いていたとき車にはねられ、足を複雑骨折してしまいました。
骨折は整形外科で診てもらい、手術・リハビリを行いましたが、膝に痛みが残ったため、来院されたのです。
複雑骨折されただけあり、膝の痛みも長期間残りました。
この方は、交通事故に精通した弁護士さんを探し出し、最適な方法を見つけられました。
外科的な治療が終わったとはいえ、痛みが残ることは決して珍しい事ではありません。
一番苦しい思いをされるのは患者さんご本人です。
それをきちんと代弁してくれる弁護士さんを見つけ、保険屋さんにしっかりと交渉してもらうのがベストなのです。
残った痛みと付き合うには、病院よりも通いやすい接骨院にまめに通うことが必要であるということを、相手側にきちんと示すことのできる力量のある弁護士さんの存在は、その方にとって力強く感じられたことでしょう。
ご自分で入られている保険に、「弁護士費用」のオプションが付いているのならば、それを活用することも考えて見てはいかがでしょう。
仮に等級が下がったとしても、毎日の生活の中で不自由や痛みと戦い続けることの方が、よりダメージが大きいのではないでしょうか。

この、交通事故の後遺症に関する交渉に必要なのが、「施術証明書」です。
私どもでは日々学びを重ね、一番苦しい立場に立たされている患者さんのためになるような書き方を心掛けます。
この施術証明書は、単に患者さんの状況を伝えるだけでなく、通院の必要性を訴えるための重要な書類だからです。
痛みと戦いながら、それでも通院を余儀なくされる患者さんのため、安心して通って頂ける環境を、書類という形でもお手伝い致します。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:健康保険について

2014.10.6.mon
整形外科と整骨院(接骨院)の併用について

「整形外科と整骨院(接骨院)、どうちがうのですか?」と聞かれることがあります。

整形外科は医師であり、レントゲンや注射、薬の処方など皆さんがイメージする「お医者さん」です。
私たち整骨院(接骨院)は柔道整復師という国家資格で、昔でいう「ほねつぎ」になります。

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骨折・脱臼の治療もできますが(医師の同意が必要)、特に最近では捻挫や挫傷(肉離れ・筋違い)、打撲など骨に異常がない部分でも専門的な治療をすることが多くなってきました。特に、整形外科でレントゲン上に異常はないと言われたけど、その後も痛むというような症状を多く扱うようになっています。場合によってはもちろん整形外科と整骨院(接骨院)の併用も可能です。(ただし、同じ怪我で同日の通院はできません)

夕方、転倒して足を骨折してしまった患者さんが、病院は時間外ということで、突然私たちのところに駆け込んでくることもあります。私たちは骨折部の固定や適切な形での安静の保持・冷却など、とりあえずの応急処置をして、後日、骨に異常があるかどうかを診察してもらうために、整形外科をご紹介するという場合もあります。

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また、交通事故の患者さんも、まずは整形外科でレントゲンなどで大きな異常がないか診察をしてもらいます。その後、痛み止めの処方や定期的な診察を受けつつ、整骨院(接骨院)で電気治療やマッサージやストレッチなどのリハビリ治療を受ける方も多くみられます。
とくにむちうちの患者さんの中には、天候や気圧の影響が出やすく、いわゆる不定愁訴・自律神経失調症状に悩まされている方も多く、普通の日常生活や学校、職場に戻るまでに時間がかかってしまうこともあります。整形外科のレントゲンには写し出されない、事故後の体や心の不調についても当院の得意な分野ですので是非ご相談ください。

また、整形外科を受診していることによって、治療の継続の必要性を証明してもらえるという部分もあり、よりしっかりと完全回復まで治療を受けられる場合もあります。
ですから、整形外科と整骨院(接骨院)のいいとこ取りでの併用通院も一つではないかと思います。

患者さんの中には、治療に保険が適用される範囲なのかどうか、気にされる方もいらっしゃいます。私たちは、治療のことから保険の相談のことまで、患者さんひとりひとりにしっかりと向き合って、親身になってご相談にのっていきますので、少しでも体に不調を感じられたら、ぜひ私たちにご連絡くださいね。

カテゴリー:健康保険について

2014.6.3.tue
保険適用について

ケガの治療で来院される患者さんの多くの方が気にされるのは、
「自分の症状には健康保険が適用されるかどうか」、ということだと思います。

適用されるのとされないのとでは、負担する費用が大きく変わってきてしまうので、
気にされるのは当然ですね。
今回は、整骨院や接骨院では、どのような症状に保険が適用されるのか、
説明させていただきたいと思います。

「不意に振り返ったら、首が痛くなった」
「床の上にある物を持ち上げたら、腰に痛みが走った」
「棚の上の物を取ろうと手を伸ばしたら、肩に激痛が生じた」
「ジョギングをしていたら、足首をひねってしまった」

といった、日常生活によくある動作や運動での痛みに対しては、健康保険が適用されます。
”不意に振り返ったら”とか”床の上にある物を持ち上げたら”などの、「痛めたきっかけや理由」が
はっきりしているケガであることが、適用される中で大切になってくるのです。

本来、患者さんの痛みの治療であれば、全ての場合に保険が適用されるべきですし、保険適用にならないから、患者さんが治療をあきらめて、痛みを我慢してしまう、というのは本末転倒である、と私は思います。しかし、「痛めたきっかけ」がはっきりしない慢性的な痛みの治療、となると、厚労省が決めた現行の健康保険制度の枠組みでは、残念ながら整骨院では保険適用の範囲外になってしまうのが現状です。

ただ、その痛みが本当に慢性的なものなのかどうかは、実際に患者さんに話を聞いて、
治療してみないとわからないものです。もしかしたら長く痛んでいる部位であっても、
何かの動作や作業がきっかけで痛みがよりひどくなったとか新たに痛めたということであれば保険治療の対象になります。

ですから、体に痛みがあれば、まずは来院していただき、お話を聞いていく中で原因を特定して、
保険適用かどうかを決めていく、ということもできますので自己判断で終わらせずにぜひご相談ください。

具体的には、まず痛みの箇所を保険適用の範囲内で治療して、だいぶ良くなってきたら、
保険適用外の整体に回っていただき再発を防止のケアをしていくというような流れの治療計画を立てることもできます。

忙しい毎日の中で、痛みが起きたことがきっかけで、初めて自分の体や健康に関心を持つようになりました、
という方もいらっしゃいます。

実際に来院されて診察を受けている中で、初めて肩や腰のゆがみに気が付いたり、
押されて初めて痛みの基本的な原因がわかったりする、ということもあります。

少しでも体に痛みを感じたら、できるだけ早めに診察に来てくださいね。

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カテゴリー:健康保険について

2014.5.27.tue
接骨院と整骨院のちがい

当院は「こながや整骨院」なのですが、「こながや接骨院」と思われて、
問い合わせをされる方も中にはいらっしゃいます。
一文字違いの「接骨院」と「整骨院」。一体どういった違いがあるのでしょう?

どちらも柔道整復師が施術をし、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)などの怪我を治療します。
その様な怪我に対しては保険が適用されます。
(整体院は保険が使えませんので、その点で整骨院と整体院は大きく違います。)

もともとは「接骨院」としてほねつぎや脱臼の整復などを本来の生業として受け継いできたのが柔道整復師でしたが、
最近では骨折や脱臼をすると整形外科をまず受診する方がほとんどで、
なかなか骨折や脱臼を接骨院で治療するという患者さんは少なくなりました。
骨折・脱臼の治療には医師の同意が必要というのもその一つの要因かもしれません。
(捻挫や打撲・挫傷は医師の同意は必要なし)

そのため、接骨院では捻挫や打撲・挫傷を取り扱うことが多くなり、
ほねつぎというイメージが薄くなってきました。

そこで身体(骨や筋肉)を整えるというイメージがわきやすい
「整骨院」という名前が使われるようになってきたのだと思います。
 
ですから、ほねつぎ・脱臼の整復といった昔ながらの手技を大切にしているところは、
「接骨院」を使うところが多く、もっと広く身体(骨や筋肉)の痛みを取り扱いますよ
というところは「整骨院」という院名を使っているところが多いのではないかと思います。
(あくまで私個人の考えですが…)

こながや整骨院では、主に捻挫や打撲、肉離れといった整形外科や病院に行くまでもない症状や
骨折や脱臼のリハビリとして通院される患者さんが多く、
病院よりも患者さんに近い治療院としてご利用していただいています。
 
先日来ていただいた患者さんは、肩が外れてしまって自分で直したが、痛みが取れないという症状でした。
肩を自分で入れたときに、まわりの腱や筋肉を傷めてしまったのでしょう。
腕が120°以上あがらない状態でした。
こういった患者さんには、本来の位置に戻すという整復と、
痛みをとる施術と再発を防ぐためのリハビリ(筋トレ)をしていきます。

骨折や脱臼をしてしまった患者さんが駆け込んできた時には、
整骨院としての応急処置として、診察や整復をしますが、
その後に整形外科へ行って、レントゲンチェックなどの精密検査をしてもらわなくてはなりません。

病院の時間外だったり、緊急性が高かったりという場合には、
まずは応急処置として整骨院に来院していただけるといいですね。

身近な駆け込み寺として皆様のお役にたてればと思っております。

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カテゴリー:健康保険について

2014.2.3.mon
整形外科と整骨院を併用するととてもお得なんです

整形外科と整骨院の違いについて、皆さんはどのくらいご存知でしょうか?
少し難しい話になるかもしれませんが、今日は、両者の違いについてご説明させてください。

交通事故や不慮の怪我をした時に、多くの場合、まず向かうのは整形外科ではないでしょうか?
あるいは、骨折や脱臼などは整形外科に行くけれど、そこまでひどい痛みではなく肩・腰・膝など何となく具合が良くないといった場合には整骨院を選ぶ、というふうに使い分けている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、整形外科と整骨院には、それぞれ得意分野がありますので、二つを“使い分ける”のではなく“併用する”ことをオススメします。(ただし同じ日に両方に通院することはできません)
“整形外科医”も“柔道整復師”も国家試験の資格を有する医療の専門家です。

整形外科に行くと、レントゲン撮影を基に、骨折の有無について正確な診断をしてもらえます。また、痛み止めなどの薬を処方してもらえますし、リハビリを受けることもできます。ただし、待ち時間が長い場合が多く、やっと順番が回ってきても、あっという間に診察が終わってしまいますよね。また、診療時間が短いため、仕事を持っている人には通院しづらいということも考えられるかもしれません。

一方、整骨院は待ち時間が少なく、土日や夜遅くまで診療しているところも多いので、仕事帰りに立寄ることもできます。
薬剤の処方やレントゲン撮影ができませんが、一人一人の患者様の、その時々の症状に合わせた手技による丁寧な施術は、場合によっては、整形外科の理学療法より効果や満足感を得られることもあります。
また、患者様からのご相談や質問に対しても出来る限りわかりやすく丁寧にお答えしますので、ドクターよりも皆さんに身近に感じていただけると思います。

こながや整骨院には、このような整形外科と整骨院のメリットとデメリットを知った上で、両方をうまく併用していらっしゃる患者様がけっこう通院されています。

例えば、交通事故後に整形外科で診てもらったところ骨折はないという方が、痛みの緩和、動きの回復のためにリハビリとして来院され、その日の状態に合わせた施術を受けていただくことで、確実に早期回復しておられます。

「骨折」「脱臼」の治療(応急処置を除く)を施すときだけは医師の同意が必要ですが、打撲や捻挫などの治療の場合は医師の同意は必要ありません。直接整骨院にご相談いただいて大丈夫です。その上で、もし必要と思われる場合には整形外科など医療機関へのご紹介もいたします。

また、日常生活で発生した骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などのケガに対する施術には健康保険が使えますし、生活保護法による医療扶助、労災保険や自動車損害賠償責任保険も適用されます。

こながや整骨院は、整形外科とうまく連携しながら、患者様にとって一番良い治療法をご提案していきたいと考えています。

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カテゴリー:健康保険について

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