院長の診察日記

2017.1.26.thu
腸脛靭帯炎(ランナー膝)、テーピングについて

腸脛靭帯炎(ランナー膝)について先日はお伝えしましたが、
本日はランナー膝のテーピングについて紹介したいと思います。
先日、ランナー膝は中殿筋がうまく機能していないとなりやすいと説明しましたが、
その他にもO脚傾向や足関節が内反傾向にある(過去の捻挫の既往がある)ことなども身体的な要素として考えられます。
その為ランナー個人の身体的特徴に合わせたテーピングが必要になりますが、
腸脛靭帯へのテーピングとしては以下の写真のように伸縮テープを貼るのが良いかと思います。
伸縮テープは「伸ばした状態の筋肉に引っぱらすに貼る」というのが基本的な貼り方なので
腸脛靭帯(大腿筋膜張筋)をストレッチさせたポジションととり、
その状態でテープ自体をあまり引っぱらずに貼る(シワにならない程度引っぱる)のが良いかと思います。
ランナー膝1

また、膝蓋骨の引き上げテープもランナーの方には効果的だと思いますので、
あわせて貼るのが良いと思います。

ランナー膝2
その他、足関節が関係している方は足首のバランスを整えるテーピング、
股関節・殿筋群が関係している方は殿筋へのテーピングなどが効果的です。
こながや整骨院は全身のバランスを診て何が原因なのか患者様とコミュニケーションをとりながら最適な施術、
テーピングを探りランナーの方をサポートしていきたいと考えておりますので、
ランナー膝はじめランニング障害に悩んでいる方がいらっしゃいましたら一度ご連絡ください。

カテゴリー:がんばれアスリート!, スポーツ外傷・障害, テーピング治療, ランナーズニー(ランナー膝), 日常

2016.12.28.wed
年末年始のお休みのお知らせ

こんにちは、こながや整骨院です。

誠に勝手にながら12月30日(金)~1月3日(火)
を年末年始の休業をさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

カテゴリー:日常

2016.3.30.wed
猫背矯正はメリットがたくさんあります!

姿勢の悪い人を指す言葉に「猫背」というものがあります。
猫背とは、だらんと肩や頭が前のめりになっている状態ですね。姿勢の善し悪し以前に、自然な体の形でないことはすぐにわかります。

テスト的に、意識的に猫背の姿勢をしてみてください。
とたんに呼吸がしづらくなり、肩や首周りが緊張するのがわかるはずです。

デスクワークやスマートフォン使用によって、現代人は常に「前のめり」の状況です。
先のテストで体験したように、猫背は首から背中にかけてかなりの負担となります。5キログラム以上とも言われる頭部を支える首回り、肩甲骨周りが凝り固まってしまうと、大事な血管や神経を圧迫してしまい、頭痛や自律神経の乱れを起こしてしまいます。

今抱えている頭痛やめまい、吐き気といった不調は、猫背からきているものかもしれません。
となれば、今あなたにできることは、「猫背矯正」です。

他に、猫背からくる“症状”には、次のようなものがあります。
・太りやすくなる
 →発熱を促進すると同時に脂肪の燃焼を促すといわれる褐色脂肪細胞の機能低下
・うつ状態を招きやすい
 →内臓圧迫により幸せホルモンであるセロトニンが消化管で生成されづらくなる
・冷え性
 →体中が縮こまることによって血流が悪くなる
・疲れがたまりやすい
 →血流悪化により疲労物質が対外に排出されにくい

日ごろから姿勢が悪いと自覚している方や指摘されている方は、今すぐにでも猫背矯正を行わなければなりません。上記のような症状が、日々の暮らしの中で体にストレスを与えているからです。
マッサージなどでは手の届かない、体の奥深くの筋肉や筋にまで届くストレッチは、猫背矯正には欠かせないものです。
筋肉を柔らかくすれば、上記の不快な症状が解消されると同時に、体が軽くなったように感じられます。
そして猫背矯正には、肩甲骨周辺にある背筋、骨盤、股関節から体幹に至るまでを、しっかり鍛えなければ正しい姿勢を維持することができません。

こながや整骨院では、体幹トレーニングを中心とした「猫背矯正」に特化したコースがあります。
まずは体験コース(1000円)から始めていき、約4回のエクササイズ(2000円/回)を受けていただければ、必ず身体の変化を実感していただけると思います。
パーソナルトレーニングの形をとっているので各個人に合わせたエクササイズができますので安心してご相談ください。

日ごろついつい前のめりになってしまう方は、不調を自ら招いているようなものです。
デスクワーク中心の方には、「猫背矯正」を特にお勧めしたいと思います。いくら仕事のためとはいえ、体を酷使し、不調に耐えながら猫背でいることは精神衛生の観点からも正しくありません。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:O脚・X脚矯正/ねこ背矯正, 日常

2016.3.18.fri
体の不調はストレートネックが原因かも?

ストレートネックという言葉をお聞きになったことはないでしょうか。
ひどい肩こりや頭痛、朝目覚めたときに首が回らない、手の痺れがある…様々な症状が複合的に現れることもあるこのストレートネックは、デスクワーク中心の方に増えてきています。
それまでに広く知られていたのは、バレエやダンスをしている方が無理な姿勢矯正を行うことによって、本来S字を描くべき首から背骨がまっすぐになってしまうケースでした。
姿勢は良く見えるものの、首の骨のラインまでが無理な形状を描くことで、首や背中周りの筋肉の緊張状態が続いてしまい、上のような症状につながってしまうのです。

ストレートネックとは、骨の変形を指している言葉ではありません。姿勢の“あり方”によって引き起こされる症状のことなのです。

骨盤や股関節に歪みが発生していても、それをなんとかカバーしようと背骨のバランスが崩れることがあります。外反母趾や偏平足、足底筋膜炎など足の周りのトラブルも、姿勢の歪みを生み、ストレートネックにつながることもあります。
つまり、体があるべき姿を保っていないとき、首回りにストレスがかかってしまうことがストレートネック症状の原因となるのです。

パソコン操作を中心とした仕事をする方、スマートフォンを日常的に使う方は、どうしても頭部が首の上に留まりません。前のめりになってしまい、約5キログラムともいわれる頭部を首の骨と周囲の筋肉や筋で引っ張りながらなんとかキープする状態となってしまいます。この状態を毎日続けていたとしたら、何もないほうがむしろおかしいといえるでしょう。

正しい生理的湾曲、つまりS字形を保つためには、体全体の歪みを正さなければなりません。
体の本来の姿は、意外なほど自分自身では認識できていないものです。
それを教えてくれるのが先ほどのような
・ひどい肩こりや頭痛
・首が回りづらい、上を向きづらい
・手の痺れ
・寝違いを起こしやすい
などのような症状なのです。

体に無理をさせていないかを知るには、小さな症状をも見逃さない「観察力」が必要です。
すぐに手当てをすれば、ラクになるのも早いものです。

「病気ではなさそうだけど、なんとなく不快」…そのようなときは、是非一度こながや整骨院へご来院ください。体全体のバランスを見ながら、歪みがあればそれを正す施術を、また仕事中のちょっとした時間にでも行えるストレッチ法などもお伝えいたします。

日々ご自分の体と対話をし、気になることがあればすぐにケアをすること、それがストレートネックからくる症状を深刻化させない近道です。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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カテゴリー:日常

2016.3.14.mon
頭痛が起こるたびに薬を飲んでいませんか?

長年頭痛でお悩みの方にとって、手放せないもののひとつが頭痛薬ですね。より効きのいい頭痛薬を求めて、時々メーカーを変えています、とおっしゃる方もいらっしゃるはずです。
ですが、頭痛薬を常用することは、果たして体に影響はないのでしょうか。

頭痛に限らず体のどこかに痛みを感じると、人間というもの、その場所をかばおうとしてつい縮こまってしまったり力を入れたりしてしまうものです。その行動は自然なものですが、結果として筋肉のこりを招いたり、血行の悪さを招いたり―という独特のサイクルを形作っていることも珍しくありません。

痛み→縮こまり→凝り・血流の悪さ→更なる痛み…つまり、悪循環の様相を呈していることもある、ということです。

このことを理解すると、痛み止めから開放される術が見えてくるかもしれません。
薬の常用は慣れを呼び、さらに強い薬を求めてしまうこととなり、これもまた悪循環といわざるを得ません。

人間の体は様々な筋肉が複雑に絡み合い、それを動かすことで自由自在に思ったとおりの動作ができます。これは頭部も同じで、特に関係しているのが肩から首にかけての筋肉です。
肩から上部の筋肉のどこかが異常に凝り、固くなってしまうことから、血流が悪くなることもあります。
頭痛に悩んでいるあなた、肩こりも同時に経験なさっていませんか。

デスクワークの多い方は、パソコンを操作するために頭部を前のめりにする姿勢を余儀なくされ、殊のほか肩に負荷をかけていることがあります。慢性的な肩こりから頭痛を発症していることもすくなくありません。
思い当たることはありませんか。そのような方は肩や首の凝りをほぐすことからはじめなければなりません。頭部と関連する筋肉をひとつひとつ適切にゆるめることで血流がよくなり、頭痛を解消するのです。
一見遠回りのようではありますが、これなくしては頭痛が軽減することはないのです。

また、体の歪みが原因で背骨や頚椎が思わぬストレスにさらされていることもあります。この場合は体の歪みを解消することが先決です。

頭に病気(くも膜下出血や脳腫瘍など)を抱えているケースは別ですが、筋肉や他の部位から発生する頭痛は原因を取り除くことが何より大切、と覚えておいてください。

頭痛を発生させてしまう筋肉に適切にアプローチし、緊張を取り除くことからトライしてみませんか。
わたしたちこながや整骨院では、患者さまお一人おひとりに合った施術を行い、日常生活の中で行えるストレッチ法、適切な姿勢のキープ法のアドバイスも行います。

薬を手放し、すっきりとした毎日を送っていただくためのお手伝いを致します。「たかが頭痛」と考えず、原因を追究し、お体をストレスから開放して頂きたいと願っています。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:日常

2016.2.18.thu
足首捻挫のリハビリ

先日、市内高校のバスケ部の選手が捻挫のリハビリで来院されました。
整形外科の通院しているものの、捻挫から一ヶ月たっても痛みと腫れが残っているということでした。

病院でのリハビリ内容を聞くと、電気をかけるだけとのことだったので、当院では腫れを治める為に超音波をかけ、痛みの軽減の為にハイボルトの電気をかけ、可動域の拡大の為にストレッチや関節モビリゼーションを行い数回の通院で痛みも腫れもほとんどなくなりました。
治療期間中に公式戦もありましたので、テーピングやアイシングの指導も行いました。
元々、捻挫の癖もあり、足関節の安定性も不安感があるということでしたので、ランジの動作をさせたところ、knee-in傾向と重心の不安定感があったので

施術前(写真1)

根本的な改善と、パフォーマンスの向上の為に治療の後に運動指導をすることになりました
まず、膝の関節モビリゼーションや矯正操作を行いました。この時点で既にかなりの変化がありました。

関節矯正後(写真3)

次に筋肉・筋膜の矯正を行うとほとんどknee-inや不安定感はなくなりました。
本人にもバランスのとり方や矯正の為のエクササイズを指導し、1週間ほど練習前に続けてもらいました。
その後、来院した際には、痛みはもちろん、不安定感もほぼなくなり、前より思い切ってプレーできるようになったということでしたので、この選手の施術は終了になりました。

このように足首の捻挫が癖になっているという方は膝や重心の不安定性が原因の場合もあります。
こながや整骨院ではスポーツ選手のケガの根本的な改善とパフォーマンスアップを目的とした施術を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:捻挫, 日常

2016.2.1.mon
もし事故に遭ってしまったら… 交通事故治療開始までの流れ

毎日見るテレビのニュースで、交通事故に関係するものが流れてこない日はありません。
自分が運転しない方であっても、車にはねられた、接触されたということが不意に起こるかもしれません。

「自分は運転しないから」と無関心であってはなりません。
事故の被害者となったとき、事故後に踏まなければならないステップを忘れたために泣き寝入りせざるを得ないといったケースもあるからです。
そういった意味では、日ごろ自動車に縁の無い方こそ、「交通事故に遭ってしまったら」というケースを想定し、シュミレーションしておいて頂きたいと思います。

【1】事故直後―慌てずに加害者の身元や車の確認を
加害者となった人の運転免許書、車検証、自賠責・任意保険の保険証を提示してもらいます。
メモを取るなり、携帯電話やスマートフォンのカメラに収めてください。
当然加害者の連絡先も聞いてください。
事故の状況がわかるように、現場や車の写真も撮ることをおすすめします。

【2】その場に居合わせた人の確保―証言を得る
ご近所迷惑など考えなくて大丈夫です。
その場に居合わせた人に声をかけてください。
助けを求めると同時に、後の証言者となってもらうためです。
その人の連絡先も聞いておくとベストです。

【3】警察へ届出―必ず行うべきこと
事故として扱ってもらえなければ、後に保険会社との話し合いの折に不利になってしまうかもしれません。
必ず「事故です」と警察へ連絡を。
「事故扱いにしないで」という加害者側の意見、「この後予定があるから」というご自分の都合、そのようなものはその場では一切忘れてください。
時間がかかろうと、必ず警察へ届け、現場検証をしてもらいましょう。

【4】病院へ―軽症であっても必ず受診
気持ちが高ぶっているため、その場では痛みを感じないこともある交通事故。
気が付けば痛みが…こんなときに事故から時間が経過しすぎていると、事故との因果関係が証明できずに保険で治療ができないことがあります。
自分の体の問題です。
仮に痛みを感じなくても病院へ行き、きちんと検査を受けるべきです。
痛みを感じるようなら、そのこともお医者様へ伝えておいてください。

【5】加害者へ―保険会社への連絡を依頼
良心的な人であれば、警察への通報や保険会社への連絡をためらうことはないはずです。
ですが、いつまでたっても保険会社から連絡が入らないようであれば、加害者が保険会社へ連絡をしていないことが考えられます。
加害者へ連絡を取り、保険会社へ連絡するように依頼してください。
ここでもまだ渋るようでしたら、「現場検証してもらった警察へ連絡し、人身事故へ切り替えます」と宣言を。
ここで活きてくるのが、「【3】警察へ届出」です。
事故後60日以内に事故の連絡を保険会社にしない場合、保険金は支払われない定めとなっていますから、早々に動かなければなりません。

【6】晴れて治療に専念
ここまで大変お疲れ様でした。
これらのステップをきちんと踏んでおけば、安心して治療に専念することができます。

上記の流れを抑え、不意に訪れるかもしれない事故をスムーズに乗り切ってください。

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静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
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カテゴリー:交通事故, 日常

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