院長の診察日記

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2015.11.20.fri
スポーツ外傷とスポーツ障害

スポーツで起こるケガは、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」に大別されます。
病院や整骨院で治療を受ける際には、ここを明確に切り分けておかなければなりません。

まずは「スポーツ外傷」。
これは、一般に言われるケガのことです。
転んだ・くじいた・打ったなど、ご自分でも何が原因なのかがはっきりしているものです。
このような時は、骨折や出血など外科的処置が必要なケースもありますので、外科・整形外科へ行くことが重要です。
レントゲンなどで状態を確認したうえで、手術や外科的な処置が必要なこともあるでしょう。
「打撲やねんざなどの応急処置について」でもご紹介したように、まずは「RICE」という応急処置を行ってください。
応急処置が、治癒までの期間を左右するといっても過言ではありません。

一方「スポーツ障害」は、原因がはっきりとわからないものや使い過ぎや間違った使い方が原因のものを指すことが多いでしょう。
ウォーミングアップやクールダウンがうまくできていない、ご本人の体力に対して無理な負荷を掛け過ぎている、悪いフォームによる負荷の偏りなどが要因です。
ご自分の身体のどこに負担がかかっているのか、身体そのものが叫びをあげているのが「スポーツ障害」と言い換えてもよいでしょう。

スポーツ

また、スポーツ外傷である捻挫や突き指をしっかり治療せずに“最前線”に戻ってしまうと、かばいの動作でフォームが崩れ、後々「スポーツ障害」にまで発展してしまいます。

ご自分の症状について病院や接骨院にうまく伝えるためには、「どのような時に」「どこが」「いつ頃から」「どのように」痛むのかを観察しておいてください。
これらのポイントが揃えば、私たちこながや整骨院でも、必要な施術法や治療機器の判断が付きやすくなります。
時に動作のクセを治すようアドバイスをさせていただくこともあります。

スポーツを長く楽しむためには、正しい身体のケアが大切です。
施術で外部からの手当てをすると同時に、日頃の身体の動かし方のクセを矯正すること、これらトータルでお手伝いできるよう、私たちこながや整骨院では体制を整えています。

楽しくスポーツを続けるために―。
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の違い、起こる仕組みを理解し、適切な治療を行うことが何より大切です。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:シンスプリント, スポーツ外傷・障害, テーピング治療, ランナーズニー(ランナー膝), 捻挫, 肉離れ

2015.10.29.thu
突き指について

日常生活やスポーツの場面でよく起こるケガに、突き指があります。
最近ご来院頂いた方は、バスケットボールの練習中に突き指をされたという事でした。

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その方は、土曜の夕方にケガをされ、日曜日に開いている当院を探し当て来院されました。
患部(親指の第一関節)を見ると、少し腫れがあり内出血も見られました。
軸圧痛といって、骨の長軸方向に圧力を加えた時の痛みも出現していました。
骨折も疑われる状態でしたので、整復・固定・アイシングなどの応急処置を行い、月曜日には病院へ行ってレントゲンなどで細かく診断をしてもらうようアドバイスをしました。

診断の結果、軽微な骨折が見られるということでした。
その際、「固定の仕方が素晴らしい!」と誉めれれたとのお言葉をいただき、当院でその後の治療をすることになりました。
当院では少しでも早く治癒が促進されるよう「マイクロカレント」という微弱な電流を流すことで、細胞の修復を促進したり、痛みを軽減させる電療や「超音波」などを使い新陳代謝を促すことなど行いました。
3週間ほどで痛みもほとんどなくなり、バスケットボールの試合にも間に合わせることができたので、私たちも一安心でした。

突き指というと、ケガのなかでも軽い部類と考えがちです。
ですが、骨端のとがっている部分が欠けてしまうことも多く、それを見逃してしまうと指が変形したり、完全屈曲や伸展ができなくなってしまったり、後々まで痛みが続いてしまったりすることもあります。(私も経験者です)
ですから「単なる突き指」で済ませて欲しくないものなのです。
突き指は他のケガと同様にきちんと診断を受け、正しい治療やケアを受けるべきもの、と覚えておいて頂きたいと思います。
いつまでも痛みや違和感を抱えたまま、スポーツを行ったり、日常生活を送ったりするのはそれだけでストレスが溜まってしまうものです。
日常生活の質(QOL=Quality of Life)にダイレクトに直結する手や指は、何より大切にして欲しい部分です。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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カテゴリー:スポーツ外傷・障害, 保険施術

2015.10.28.wed
スポーツしながらケガを治す!

当院には運動部の学生が多くご来院いただいております。
そのなかでも「最初に整形外科へ行き、もっと早く治したいので来ました」という学生もいます。
整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらい、「骨には異常がないので、痛みが引くまでスポーツは控えてください」と言われ、
「いつ頃復帰したら良いのか」とか「復帰までどうしたらいいのか」ということは何もなく、湿布をもらっただけで帰ってくることが多いようです。

痛みがなくなるまで安静にし、落ち着いたらスポーツを再開してくださいということだとは思いますが、
実際にスポーツをされている方、特に学生は、「早く復帰したい」「早く復帰しなくてはレギュラーになれない」という思いが強く一日でも早く復帰したいという希望を持っておられます。
痛みがあってもできるものならしたい、というのが願いなのです。
私(院長)もスポーツをしていましたので、その気持ちは良くわかります。
その希望に沿うことが今の私たちの役目だと思っています。
体のケアだけでなく、気持ちに寄り添うことも私たちの使命だと思っています。

私たちこながや整骨院では、極力休みの期間を少なくし、安全を確保しながらプレーの最前線に戻ってもらえるように最善のサポートを行っています。
早い回復はもちろんのこと、可能な限り「プレーしながら治す」ことも目標に据えています。
「ケガをした部分に負担をかけずに出来るトレーニングはどういうものがあるか?」とか「痛みを最小限に、再発を防ぎながらプレーする為のテーピングやサポーターなどのアドバイス」や「運動後の適切なケアの仕方」などを、競技別・個々の状態に合わせてお手伝いをしています。

極力練習を休むことなく治す、ケガや痛みをクリアしながらより高いパフォーマンスを発揮して頂けるようなサポートを行います。

なぜそのケガや痛みが発生したのか、という「原因」を探ることで再発防止を図ることも可能です。
その部分を踏まえたケアを行うことで、極力練習の現場から遠ざかることなく元の状態への復帰を早めることができます。

当院にはインターハイで優勝した選手や甲子園で活躍した選手にもご来院頂いています。このような“実績”の部分もご覧いただければ、安心して通って頂けるのではと考えております。

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ケガや痛みを早く治したい、でも練習からは遠ざかりたくない―スポーツをされている方にとっては、これが最大の願いなのではないでしょうか。
極力このご希望に沿う治療やサポートを行うことが私たちの得意分野です。
整形外科で「痛みが落ち着くまで安静に」と告げられた場合でも、あきらめずに一度ご来院ください。
お体の状態を拝見しながら、精一杯のお手伝いをさせて頂きます。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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カテゴリー:コンディショニング, シンスプリント, スポーツ外傷・障害, テーピング治療, ランナーズニー(ランナー膝), 捻挫

2015.10.27.tue
間違ったストレッチの方法

ストレッチというのは、単に筋肉や筋を伸ばせばよいというものではありません。
1カ所当たり30秒程度を目安に行います。
この30秒の長めのストレッチですと、筋肉が緩み、可動域が広くなります。
ですが一方で、1カ所当たりのストレッチの時間が短いと、筋肉の瞬発力・収縮力というパワーの面で効果があるいうデータがあります。

そのため、これからどのような動きが必要なのかに応じて、ストレッチも変えなければならないといえます。
運動の種類によっては短めのストレッチをした方が良いかもしれません。
長いストレッチによって、筋肉の瞬発力・収縮力を落とすことを避けるためです。
筋肉が本来持っている力を出し切るためには、短めのストレッチが最適、という訳です。

ストレッチの方法

運動が終わり、体を休めるという時には長めのストレッチをした方が良いでしょう。
長めのストレッチには、筋肉や筋を緩め、疲れた体を元に戻すためのメンテナンスの意味があります。
その時々に応じて、必要なストレッチは異なるのです。

これが最新のスポーツ科学の常識となっています。
ひと昔前までの「常識」が今では「非常識」となるケースも多く、スポーツ科学やスポーツ医学の研究が進むと同時に常識は変わっていくものなのですね。

私たちこながや整骨院では、最新の情報にもしっかりとアンテナを張るよう努めています。。
特にスポーツをなさっている方にとっては、最善のパフォーマンスを出し切るために今何が必要なのかといったアドバイスもさせて頂いております。

どんなスポーツをされているのか、練習や試合のタイミングはいつなのか、今現在の体のコンディションは―このようなご相談にも乗れるよう、最新の情報をもとにアドバイスができるよう準備をしております。
常日頃のコンディションのキープ方法を基本にし、試合に向けてパフォーマンスの向上を実現するための施術やストレッチ法のご指導、生活の仕方へのアドバイスも承っております。
スポーツをなさっている方にも、是非気軽に私たちこながや整骨院にお越し頂きたいと考えております。

このブログの「スポーツ外傷・障害」や「がんばれアスリート!」のカテゴリ記事もご覧ください。
現役のアスリートの方にも通って頂いており、陰ながらではありますがサポートをさせて頂いております。
安心してスポーツにまい進して頂くため、精一杯お手伝いをしているところです。

スポーツをなさっている方にも安心して通って頂ける場所として、私たちこながや整骨院は学びや実践を怠らないよう日々努力していきたいと思っております。

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カテゴリー:がんばれアスリート!, コンディショニング, シンスプリント, ランナーズニー(ランナー膝), 成長痛, 日常, 骨盤矯正

2015.10.26.mon
少しずつ身体の痛みが和らいできた方の疑問 「いつまで通えばいいの?」「通院頻度はどうする?」

ケガをして、いざ通院を始めると
「どのくらい通えばいいのか」「通院の頻度はどのくらいがベストなのか」といったことも気になると思います。

できれば、週に2~3回からスタートしましょう。
症状が落ち着いてくれば週に1回ほどで大丈夫です。これで痛みが戻ってこなくなればしめたものです。
週に1回で通院して頂き、痛みが解消できたと確認できればそれで通院は終了となります。
その後、コンディションを整えることや、体のゆがみを元に戻すことをご希望であれば、さらに通院してくださる方もいらっしゃいますが…。

患者さまの状態を確認しながら、こちらからもアドバイスをさせて頂きます。
コンディショニングや体の歪み矯正、凝りや疲労の揉みほぐしになると「整体コース」をお勧めします。
整体は週に1回が望ましい頻度です。
体のゆがみも落ち着いて来れば、隔週へと移行します。現状維持できる状態にまで戻れば月に1度。
ここまでくればひと山越えた状況です。
これもまた、患者さまの状態を観察しながらご案内をさせて頂きます。

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痛みの治療を目的での通院であれば、当然、痛みがなくなるまで通って頂きます。
「痛みが治まればよい」というお考えなのか、それとも「根本的に治療をしたい」という思いでいらっしゃるのか、これは患者さまのご希望をお聞きしながら、体の状況をお伝えし、ご相談のうえスケジュールを決めて行くようにしています。

痛みが姿勢からくるものであれば姿勢矯正のトレーニングもご提案させて頂きますし、骨盤からくるものであれば骨盤矯正といった手立てを講じることができます。

まずは患者さまの痛みがおちついてくること。これを目標に定めます。
週に1度の施術で痛みが問題ないようになることをクリアすることが第一段階です。
その後は痛みが気になった時に来て頂くのか、もしくは姿勢の問題など根本的なサポートを必要となさるかどうか、相談をしながら治療の期間の目安を決めるように致しております。
まずはご来院頂き、患者さまのお体の状態をみながら、第一段階である「痛みが落ち着く」ところまでを目指しましょう。
その後、ご希望に応じて治療をいったん終了するのか、整体で根本治療を目指すのかを決めて頂ければよいと考えています。

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カテゴリー:日常

2015.9.30.wed
グロインペイン症候群 治療法と予防法

一度起こすと、何度も繰り返すといわれるグロインペイン症候群。
中田英寿、中村俊輔、ジダンなど名サッカー選手もこの痛みに悩まされていたということです。
一番大切なことは予防ということです。
また、痛みが少しでも出た時は治療も早期にスタートしなければなりません。
再発を繰り返すという少々厄介な性質を持っている以上、起こさない・早い手当てが重要なのです。

グロインペイン症候群が起きてしまう原因は、
・筋や関節の柔軟性の欠如
・体幹と下肢の動きの連動性不足
・骨盤を支える筋力の不足
が考えられます。

これらを総合的に整えることがとても大切です。
そのため、重要視しなければならないのが、体幹の筋肉を強化すること。
日常生活の中に取り入れることのできるストレッチやトレーニングで、体幹周辺をほぐし、鍛えておかなければなりません。

具体的に簡単にできる体幹トレーニングとしては、ヨガマットのような柔らかいものの上で四つんばいになり、右手ー左足、左手ー左足を交互にぐんと伸ばす「ダイアゴナル」とよばれるものや、横になった状態で腕と足の力で体の中心線を水平に持ち上げ、さらに上側の足を肩幅位に開く「サイドブリッジ」など。
その他詳しいトレーニング方法や個人に合わせた指導も行います。

既に痛みが出ているようならば、どうぞお早めに当院までお越しください。

前回の「グロインペイン症候群 原因と症状」でもご説明した通り、どこをどう傷めているのか、その組み合わせは人により様々です。
そのため、対処方法・治療方法が異なります。
まずは正しい判断があって、無理をしない、効果的な治療やストレッチ(体操)が行えるのです。

その方のされているスポーツ、症状に合わせ、最適な治療やストレッチ法を探し出します。
試合の前のコンディションチェックも行っていますので、気にかかることがあれば、何なりとご相談ください。

安心してスポーツを楽しんで頂くために―私どもで行えることを、ご本人と一緒に考えていきますので、どうぞご相談にいらして下さい。

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カテゴリー:グロインペイン症候群

2015.9.30.wed
グロインペイン症候群の原因と症状

先日、サッカーをやっている高校生の男子が股関節の痛みを訴えて来院されました。
サッカー選手の股関節痛というと真っ先に思い浮かぶのが「グロインペイン症候群」です。
特に怪我という覚えもなく、痛みがだんだん出てきたということで、本人はかなり不安を抱えている様子でした。
外傷を伴うケガならば治療法もすぐに想像がつくものですが、外傷のない傷みは原因が思い当たらない上に、どの病院や治療院にいけばよいのかがわからず不安になることでしょう。
実際、彼はかなり「グロインペイン症候群」が強く疑われ、実際の施術もそれ様に行いました。

このグロインペイン症候群は「鼠径部痛症候群」とも呼ばれます。
この症候群という言葉からも想像がつくように、原因が複合的であることが特徴的です。

内転筋腱障害や鼠径管後壁の欠損、恥骨結合炎内転筋腱障害、外腹斜筋腱膜の損傷、腸腰筋機能の障害などの症状がいくつか組み合わさって表れるのです。

スポーツをしていると、捻挫や打撲、肉離れといったことを経験しがちです。
この状態が完全に元に戻らないまま復帰してしまうと、傷みをかばうことから、体幹から股関節周辺の機能に障害が発生してしまうのです。
筋や関節の柔軟性が失われ、体幹と下肢の動きもうまく連動できないことから安定性を欠いてしまうというメカニズムから起こる現象ですから、可能な限り安静にし、治療を受けて頂きたいところです。
グロインペイン症候群の原因が、これらのケガからくるかばい動作(体の不自然な動かし方)からくることを理解して頂ければ、安静と治療の必要性は充分に理解して頂けるものと思います。
体の一部のケガが、股関節を中心とした痛みへと変換されるのですから、パフォーマンス面でもよいことはありません。

なぜサッカーをしている方にこのグロインペイン症候群多いのか、というご質問を頂くことがあります。
その理由は、ボールをキックするときの姿勢を思い出してくださればすぐに分かります。
軽いキックならいざ知らず、強く・足をぐんと延ばすキックをする時、両方の足の動きが大きく異なることが原因となってしまいます。
体幹と下肢の動きが協調性を持たない上、利き足を酷使することから生じるのです。
また、インサイドキックを多用する選手はなおさら内転筋群に負担がかかり痛みを誘発してしまいます。

「鼠径部(股関節)周辺が痛い」「圧痛(押さえると痛い)」といった症状が現れたのであれば、すぐに治療を行うべきです。
動作そのものが原因となる症状ですから、サッカーを続けたいのであれば少しでも痛みを感じた時には、今この時、すぐにでも改善を図る必要があります。
治療さえ定期的に行えば、症状を繰り返すこともぐっと減ります。
「まだ軽いから」と放置することは危険です。
私どもでは、痛みのある部位だけでなく、その周囲および全身の筋力や柔軟性のバランスを評価して、そこから根本的な治療を行います。また、日常のケアが大切なスポーツ選手には、自宅で行えるストレッチもご指導致します。

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カテゴリー:グロインペイン症候群

2015.9.25.fri
ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰には前かがみになると痛いパターン、後ろに反ると痛いパターンです。
更にはしびれが足に現れる方もいらっしゃいます。

前かがみになると足にしびれが出るケースですと、ヘルニアを疑わなければなりません。
前かがみで痛みを感じるときには、後ろに反るストレッチを行います。
マッケンジー体操と言われる、腰痛に効く体操があります。

体をそらせると痛い場合は、大体の方が背中の筋肉がとても緊張しています。
この緊張状態に負荷をかけてしまうがために、体をそらせると痛みを感じるのです。
こういった場合は、前屈のストレッチをおすすめしています。
ウイリアム体操とよばれるものです。

ぎっくり腰にも色々ありますが、疲労が蓄積することによって引き起こされるケースもあります。
ひどい場合には、前にも後ろにも体を曲げられなくなってしまいます。
このようにひどい症状の期間は、無理に動かしてはいけません。
どうぞ安静になさってください。

 

通院できる状態になれば、体の外部からのケアでのお手伝いを致します。
動かせる関節を動かし、周囲の筋肉を緩めることから治療を開始します。
痛い部分をマッサージしてしまうと、痛いだけでなく、更に筋肉が緊張しますから危険です。
動かせる範囲の中から、腰の痛みに関連した筋肉へと徐々にアプローチしていきます。
人によって異なりますが、概ね3日間は痛みを我慢しなくてはなりません。
ここで無理をしてはいけません。
「痛いけれども動かせる」というところまでひとまず回復させます。
この第一段階をクリアできれば、ここからが本格的な治療の開始です。
この「痛いけれども動かせる」というタイミングでじっくりと治療をします。
なぜこの段階が大切なのかというと、痛みを極力早く取り除かないと、「かばいの動作」を体が覚えてしまいます。
体の歪み、動作の悪い癖が知らず知らずのうちに身についてしまうのです。
かばいの動作は、体を正しく使えていないこと。
これが、またぎっくり腰を呼んでしまう事にもつながってしまうのです。
かばいの動作が身についてしまう前に、しっかり・じっくりと治療をすることが何よりも大切です。

お話をしながら、なぜぎっくり腰になってしまったかの原因も探っていきます。
座りっぱなしで腸腰筋が緊張している、体を使う仕事のために背中の筋肉が張っている、理由は様々です。
もしも背中の筋肉が悲鳴を上げている状態ならば、モノを持つときには足を使いましょうといったアドバイスもさせて頂きます。

理想的なのは、背中の筋肉とおなかの筋肉をバランスよく使っている状態です。
姿勢のチエック、正しい姿勢のキープの仕方などその方に合ったご指導を致しております。

ぎっくり腰を癖にしないようにしっかり治療しておきましょう!
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カテゴリー:ぎっくり腰, 保険施術

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