院長の診察日記

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2015.7.30.thu
腰痛に効くストレッチ

腰痛にはいくつかの種類があります。
前かがみになった時に痛いパターン、後ろに反ると痛いパターン、足にしびれが出るパターンと、大きく分けるとこの3つです。

前かがみになると痛い時、とくに足にしびれを感じる方は、ヘルニアが疑われます。
もちろん整形外科でレントゲンやMRIを撮り診断してもらうことが確実ですが、いろいろな徒手検査法によっても推測することができます。
このような方に指導しているのは、体を後ろに反らせるストレッチで、マッケンジー体操というものがあります。

一方、体をそらせると痛いという症状は、背中の筋肉の緊張が強い方によく見られるものです。
一度痛みを覚えると、その痛みを感じたくないがゆえに、更に筋肉の緊張を招いていることがあります。
このような方は、どうぞ前屈のストレッチを試してみてください。
これを、ウイリアム体操といいます。

詳しいやり方は当院にてご指導させていただきますが、その方個人の状態にあった体操やストレッチを正しく行ってもらうことが大切です。

腰痛と一言でいっても、原因は様々です。
それに対応したストレッチで筋肉や筋を柔らかくする必要があります。
ストレッチはあくまでもストレッチですから、無理に行ってはいけません。
身体の筋肉を、良好な状態にもってゆくために実行する柔軟体操であることを忘れないようにしてください。
出来る範囲内で、ゆっくりと、が大切なのです。
お風呂上りなど血行の良い状態の時に、毎日少しずつ、痛みを感じない程度に、が基本です。
筋肉の緊張が腰痛を招いているとお聞きになり、驚かれる方も少なくありません。
腰にトラブルを抱えているのではないか、骨に異常があるのではないか―。
整形外科でレントゲンを取っても異常が見受けられない場合は、筋肉や筋の問題であることがほとんどです。
骨や神経に異常がなければ、積極的にストレッチを行うようにしましょう。

ストレッチ

「整形外科に行ったけれど、特に異常は見つからなかった。それでも腰痛がひどい」とおっしゃる方は、是非当院へお越し頂きたいと思います。
その様な方も珍しくはありません。

ヘルニアがあっても痛みが無い方もいれば、画像上異常が無くても痛みがひどい方もいらっしゃいます。
その様な場合は、丁寧な問診や触診、徒手検査で原因を探っていくことが必要かと思います。

痛みが長く続くほど、かばいの動作や痛みの我慢で筋の緊張が増し、本来の原因が隠れてしまうことも良くあります。

少しずつ、マッサージやストレッチで筋肉を弛め、本来のバランスや筋肉の緊張を取り戻すことによって頑固な腰痛も解消できるものなのです。
「腰」は、にくづきに要(かなめ)と書きます。
立つにも、歩くにも、腰かけるにも―すべての体の動きの中心部分として、大きな役割を担っています。
生活に支障を来たすほどの腰痛になる前に、ストレッチで体を自由にしてあげてください。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722

カテゴリー:ぎっくり腰, 日常

2015.7.29.wed
ぎっくり腰の症状について

「魔女の一撃」という言葉をご存じでしょうか?
英語での表現になるのですが、実は「ぎっくり腰」のことを表した言葉です。
では、なぜぎっくり腰になるのでしょうか?

いくつか考えられますが、代表的な例を上げますと
①ヘルニアの急性症状
②腰椎の捻挫
③疲労の蓄積による筋性防御
などが挙げられます。

当院に来院される患者様のなかでも一番多いと感じるものは、③の筋疲労の蓄積によるもので、「原因が良く分からない」とか「軽い物を持とうとした時に痛めた」とか「何となく感じていた違和感がだんだん動けなくなるほどの痛みなった」
などとおっしゃることが多く、症状自体も動けないほど痛いという人から、動けないほどではないけど、前かがみがつらいなどと多少幅があるようです。
蓄積された疲労が些細なきっかけでギックリ腰の引き金になることが多く、中には「寝ていただけなのに朝起きようとしたら動けなくなった」と言う人もいらっしゃいました。

動けないほどの症状のときは、無理して病院や治療院に行こうとしたりするよりも、安静にした方が良い場合が多いと感じます。
身体的には「これ以上の負担はかけないでください」というサインで自分の体を守る為にあえて動けなくしている状態なので、ここで無理に動いてはいけません。
痛みが長引くどころか、この痛みをかばうために、他の場所を傷めてしまう可能性があるからです。

ぎっくり腰

整骨院では、このような患者さまのお手伝いをする時、動かせる場所の筋肉から徐々にほぐしていきます。
いきなり痛い場所の筋肉に触れてしまうと、外からの力に対して肉体を守ろうと余計に筋肉が硬くなってしまうことがあるからです。
腰に関連した充分に動かせる筋肉からじわじわと緩めてゆくのが、むしろ“正攻法”なのです。
痛くても動けるようにという状況を第一段階目の目標とするのです。
それでも、施術から3日間は痛みが残るかもしれません。
そのときにも、やはり無理はせず、極力動かさないようにしてください。

3日を目安にして、それでも強い痛みが続いたり、痛みの場所が変わってきたりした場合は、その部分こそきちんと手当てしなければならないところです。

身体が動かないほどの痛みであれば嫌でも安静にせざるを得ないでしょうが、動けるようになるとつい無理をしてしまうものです。
このときの無理な動作が、痛みをかばう動作になり、その動作が別の部分を痛めたり、バランスを崩したりという負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
それが「ギックリはクセになるから」ということになるわけです。
この負のスパイラルを断ち切るためにも、動かせるけれど痛い、という段階を大事に過ごして頂きたいのです。
かばいの動作が身についてしまう前に、身体のゆがみを正さなければなりません。
このタイミングでの治療が、とても大切といえます。

当院では、患者さまのお話を伺いながら、腰痛の原因を探ります。
座りっぱなしのデスクワーク中心の方でしたら、腰だけでなく腸腰筋というおなか側の筋肉が緊張していることが多くあります。
肉体労働をされている方でしたら、背中を中心に力を入れることで背筋が悲鳴を上げていることもあります。

バランスの良い姿勢とは、おなか・背中の筋肉を上手に、バランス良く使っていることを指します。
ご自分ではなかなか意識できない部分だろうと思いますが、そのコツ、ポイントなども当院ではアドバイスさせていただきますので、腰痛治療から姿勢矯正までを一連の施術として責任をもってご指導いたします。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
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カテゴリー:ぎっくり腰

2015.7.23.thu
妊婦さんの治療について

私どものところへ通院されている方の中には、悲しい事に妊婦さんでありながら交通事故に遭われてしまった方もいらっしゃいます。

妊婦さんである以上、レントゲンを撮れないことが治療を難しくします。
お医者さまも、症状をヒアリングし、患部を診ても、レントゲンを撮れない以上「腰部捻挫(ようぶねんざ)でしょう」「腰椎捻挫(ようついねんざ)でしょう」と言わざるを得ない状況のようです。
これが、妊婦さんの治療を難しくしている原因です。

妊婦さん

特に腰の場合は、妊婦さんにとってはデリケートに取り扱って欲しい場所のはずです。
大事な命の宿っているおなかに近い部分だからです。

私どもへ来院されても、電気治療も行えません。
ですが、少しでも症状を軽減して頂きたいとの願いから、マッサージなどの手技で施術をさせて頂きます。
当院では、妊婦さんへの骨盤矯正や産後の骨盤矯正も行っており、その経験を買ってくださってか、インターネットで探してわざわざ遠方からお越しくださる患者さまもいらっしゃいます。

私どもでは細心の注意を払いながら施術を行います。
デリケートな時期である臨月までに、何とか症状を軽くして頂けるよう努力しています。
事故による腰痛で通って頂いた患者さまは、産後も骨盤矯正のために通ってくださることが多いです。
安心して頂けている事の証だと、私どもも幸せに思っています。

妊婦さんには、独特の特徴があります。
関節を柔らかくするホルモンが出ているのです。
これによって、骨盤が開きやすくなり、出産に備えているのです。
この特徴にから、事故などの衝撃に弱くなっている側面があり、腰痛やむちうちの症状が強く出ることがあります。
この症状をカバーするために、筋肉を余計に使わざるを得ず、更に辛い思いをされるのです。
同じ車に乗っていたのに、ご主人はほとんどむちうちの症状が出ていない、一方奥様は首が痛い・腰が痛いといった症状が出ていることが多いのは、このような理由からなのです。

ご来院頂く前に、一つだけ確認しておいて欲しいことがあります。
事故に遭われた後には必ず産婦人科へ行き、お子さまと母体にトラブルがないかを調べておいてください。
もちろん、私どもからお願いはしなくとも、すぐにかかりつけの産婦人科へ行かれるでしょうが…。

それでなくても、妊婦さんは体の重心が変化したり、おなかの重みを支えるために骨のラインが変わったりで辛いものです。
そういうタイミングで事故に遭ってしまうと、先に挙げたホルモンの変化により衝撃を受けやすくなっていますので「なぜ私が…」とショックを受けてしまわれることでしょう。

妊婦さんへの施術も数多く行っている私どもで、行えるだけのお手伝いをさせて頂きます。
まずはお電話でのご相談を頂けますよう、お待ちしております。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
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カテゴリー:主婦の怪我/痛み

2015.7.21.tue
猫背矯正

近年、PCの使用時間が長く猫背になる、
スマートフォンを見るために前のめりになるなどといった理由から、正しい姿勢を保ちにくい状況を抱えている方が増えています。
これは、見た目にもよくないだけでなく、偏頭痛や慢性的な肩コリ、手のしびれなどを引き起こすこともあります。

姿勢を保つためには、筋力が必要です。
「良い姿勢とはこういうものですよ」、というアドバイスは簡単にできるのですが、それをなかなか保つことができない、逆にそれを保とうとすると疲れるということをよく聞きます。
自然に正しい姿勢をキープしつづけるためには、その姿勢を保つために必要な筋力をつけることがとても大事なのです。

姿勢

おなかの奥のほうの深層筋や、背中の肩甲骨あたりの菱形筋(りょうけんきん)や僧帽筋を鍛えるトレーニングが大切だからです。
筋肉に体を支えるだけのパワーがないと、人の体はどうしてもラクな方へ、ラクな方へと歪んでいきます。

ご自分の姿勢は、自身ではわかっていない方が多いものです。
例え姿見を見ることの多い方でも、それはお出かけ前の衣服のチェックのタイミングでしょう。
背筋もびしっと整えた姿で立っておられるはずです。
姿見の前を離れ、日常生活のあらゆるシーンで、知らず知らずのうちに姿勢は崩れています。
お仕事の種類によっては、1日中前のめりでPCに向かっている方もいらっしゃる方もいると思います。
この前のめりの姿勢が、体調不良を招くことを知ってはいても、ついつい悪い姿勢のまま過ごしてしまうのです。

当院では、その様な方の為に、猫背矯正・姿勢矯正の体験コースを設けました。
1000円で、まずご自分の姿勢が正しいものなのか、その姿勢が健康に与える影響がどんなものなのかを知る事から始めてみませんか。
そして、いい姿勢を保つために必要な筋力をつけるトレーニング(エクササイズ)をしてみませんか?

2回目以降は1回あたり約30分のトレーニングで2000円です。
パーソナルトレーニングとして個人に合わせたエクササイズをご指導いたします。
週に2度、3週間ほど通って頂ければ、姿勢を正すための筋力が出てきたことを実感して頂けるはずです。

肩こりや首の痛みの原因が、姿勢からきているのだとしたら…。
見た目の美しい姿勢と同時に、健康を保つためにも「正しい姿勢」に着目してください。
正しい姿勢のために必要な筋力アップを行うことで、すっきりとした毎日を目指してみませんか。

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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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カテゴリー:骨盤矯正

2015.6.30.tue
交通事故の後の体調不良に関して

交通事故後に外科的な治療が終わっても、吐き気などの体調不良が残るケースがあります。

事故後の吐き気の理由を知る事から始めましょう。
意外に知られていないのですが、事故後の吐き気には複数の原因が存在します。

まず一番に多いのが、頭痛からくる吐き気です。
背中から首、頭にかけての緊張が吐き気を誘っているのです。
目の奥が痛む眼精疲労から吐き気を催すこともあります。
これは、筋肉の緊張により血流が悪くなっていることから起こる症状です。
この場合は、筋肉の緊張をほぐすことがメインの施術方法となります。

次に多いのが、交感神経が高ぶっていることからくる吐き気です。
交感神経が優位に立つと、常にストレスを感じている状態となってしまいます。
それが高じて、吐き気に繋がるのです。
神経の乱れにより、リラックスできないことが理由です。
乱れてしまった神経を落ち着けるための施術や、日頃注意して欲しいポイントのアドバイスを行います。

体調不良

交通事故後のケガよりも、交通事故そのものがストレスになることもあり得ます。
事故の後には様々な手続きが待ち受けています。
警察への連絡に始まり、保険屋さんとのやり取りも、日頃お勤めをなさっている方には大きな負担となります。
更には、不幸にも加害者になってしまった場合、被害者から直接電話が入ることもまれにあり、これらのストレスが胃に来てしまうパターンです。

これらの要素が単独で襲ってくることもあれば、幾つか重なって訪れることもあります。

可能な限り、吐き気などの消化器系のトラブルが現れる前に対処して頂きたいと思います。
早目早目の治療や施術、信頼できる保険屋さんや弁護士さんの協力で、このようなストレスを極力取り除くようにしてください。
消化器系にまで影響が及んでしまった場合は、超短波で内臓を温めて痛みを鎮めるという施術も必要となってしまいます。

ストレスで胃が痛い方は、胃の裏側近辺が凝っていることもあります。
これはご自分では自覚できないため、気づいた時には吐き気に発展していることがあります。
頭痛が原因で吐き気がする場合は、側頭筋といってこめかみあたりが固くなっていることがあります。
私たち施術者は、概ねの原因をすぐに推測できます。
患者さんのお話を聞きながら、体に触れていると、吐き気の原因はすぐにわかりますので、それに応じた施術やアドバイスを行います。

交通事故の後の体調不良を察知したら、すぐに治療にとりかかりましょう。
理由のわからない体調不良が現れた後でも大丈夫です。
まずはご相談にいらしてください。

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カテゴリー:交通事故

2015.6.29.mon
むちうちでの怠さが抜けない

むちうちを経験したことのある方ならばお分かり頂けると思うのですが、「いつまでも怠い」「いつまでも疲労感が抜けない」ということがあります。
私どものところへ来院くださる方にも、そのような方が多くいらっしゃいます。

事故直後なのか、事故からある程度の時間が経過しているのかにより、怠さや疲労感の原因は異なります。

事故の直後であれば、事故の衝撃によって筋肉が異常に緊張していますから、それが原因です。
筋肉の緊張は怠さを呼びます。
この緊張をほぐすことが第一段目の治療です。

その初期の期間を過ぎても怠い・疲れる場合は、自律神経の乱れが考えられます。
痛みに対して、過度に敏感になっているのです。
神経を上手くコントロールできていない状態に陥っていることがあります。

だるさ

意外に思われるかもしれませんが、呼吸と眠りの関係は密接です。
肩甲骨周辺は、とても大切な部分です。
この辺りが緊張し、硬くなっていると呼吸が浅くなることが知られています。
呼吸を正しく、深く行うためには胸をしっかりと開くことが必要ですが、背中の筋肉が緊張していると胸がしっかりと開きません。
就寝中にこの状況が続くと、質の良い睡眠をとることができず、疲れを持ちこしてしまうのです。
自律神経が乱れている場合は、時に興奮状態にあることもあります。
この興奮が、睡眠を邪魔してしまうこともあり得ます。
「よく眠れなかった、疲れが取れていない」という時は、このような状況であることも珍しくありません。

肩甲骨周りのマッサージやストレッチを行ってみてください。
深呼吸も大切です。
リラックス状態へと導く呼吸法もあります。
私どもでは、その呼吸法のアドバイスも行っています。

緊張を解く深呼吸のワンポイントアドバイスをさせて頂こうかと思います。
4秒かけ深く吸い込んで、4秒止めます。
肺に入れた空気を、8秒かけてゆっくりと吐き出してください。
これを繰り返すと、副交感神経が優位となり、緊張をほぐすことができます。
ここで気を付けて頂きたいのは、「吐くこと」に意識を集中させることです。
きちんと吐ききらないと、次の空気を取り入れることができません。
自律神経の乱れによる緊張であれば、この呼吸法でかなりリラックスできるはずです。

ご自分の怠さがむちうちによる緊張性のものなのか、自律神経から来るものか見分けがつかないことも多いでしょう。
一度ご来院ください。
最適な施術を行い、あなたに合った「日常生活で心掛けるべき事」をお伝えします。
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少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。

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カテゴリー:むちうち

2015.6.22.mon
後遺症の保険適用について

交通事故による後遺症に保険適用できるのか、ということを心配なさる方がおられます。
結論から申し上げると、それは可能です。
ですが、状況によってはご自分の入られている任意保険を使用することとなり、等級が下がりますので、結果的にそれを避けておられる方が多い、というのが現状です。
このことは、加害者・被害者の別を問わず、ご本人の苦しみを増す結果となります。

加害者側の同乗者はどうなのでしょうか。
このときは、自賠責が適用される可能性があるはずですので、保険屋さんに充分相談されることをお勧めします。
健康保険で治療を行い、かかった費用を保険屋さんに請求するという方法もあるはずです。
ご自分が車を運転されていた場合、任意保険を使用することとなるでしょう。
加害者・被害者のどちらであっても、治療はきちんと受けて頂きたいと思います。
事故による精神的ショックに加え、けがの後遺症に悩まされるのは、日常生活に何らメリットを生みません。

後遺症

最近私どものところへ来院された方のケースをご紹介します。
その方は、道を歩いていたとき車にはねられ、足を複雑骨折してしまいました。
骨折は整形外科で診てもらい、手術・リハビリを行いましたが、膝に痛みが残ったため、来院されたのです。
複雑骨折されただけあり、膝の痛みも長期間残りました。
この方は、交通事故に精通した弁護士さんを探し出し、最適な方法を見つけられました。
外科的な治療が終わったとはいえ、痛みが残ることは決して珍しい事ではありません。
一番苦しい思いをされるのは患者さんご本人です。
それをきちんと代弁してくれる弁護士さんを見つけ、保険屋さんにしっかりと交渉してもらうのがベストなのです。
残った痛みと付き合うには、病院よりも通いやすい接骨院にまめに通うことが必要であるということを、相手側にきちんと示すことのできる力量のある弁護士さんの存在は、その方にとって力強く感じられたことでしょう。
ご自分で入られている保険に、「弁護士費用」のオプションが付いているのならば、それを活用することも考えて見てはいかがでしょう。
仮に等級が下がったとしても、毎日の生活の中で不自由や痛みと戦い続けることの方が、よりダメージが大きいのではないでしょうか。

この、交通事故の後遺症に関する交渉に必要なのが、「施術証明書」です。
私どもでは日々学びを重ね、一番苦しい立場に立たされている患者さんのためになるような書き方を心掛けます。
この施術証明書は、単に患者さんの状況を伝えるだけでなく、通院の必要性を訴えるための重要な書類だからです。
痛みと戦いながら、それでも通院を余儀なくされる患者さんのため、安心して通って頂ける環境を、書類という形でもお手伝い致します。

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カテゴリー:健康保険について

2015.6.17.wed
交通事故治療で整骨院が選ばれている理由

不幸にも交通事故に遭われた際、あなたならどうしますか?
気が動転してなかなか冷静な行動は出来ないかもしれませんが、あらかじめ最低限必要な事を頭の中にいれておけば、後で後悔したり、悩んだりすることを防げるかもしれません。

交通事故に遭ったらまずは警察に連絡をします。(その時に身体の痛みや車の故障が無くても警察への連絡はした方が良いと思います)
その後、自分の契約している保険会社に連絡します。
また相手の連絡先と相手の保険会社も聞いておくとよいと思います。

そして、痛みや違和感が少しでもあれば(なくても念の為)整形外科や接骨院を受診します。
先に接骨院に連絡や来院しても構いませんが「整形外科での診断が必要」と保険会社が言うことが多いので、先に整形外科を受診されることをお勧めします。(当院では整形外科への紹介も行っています)
整形外科ではレントゲンを取り、外科的治療が必要な場合は手術を受けたり、リハビリを受けたりされるはずです。
しかしながら、最近では交通事故のリハビリで整形外科よりも接骨院に来院される患者さんが増えています。
それはなぜでしょうか…?

2013-11-27 14.40.52[400]

まず一番に考えられるのは整形外科よりも手を使った施術(手技)をしっかり行うことではないでしょうか?
当院ではまず手技を一番大切な施術だと考えております。
もちろん整形外科のような電気治療やホットパックなども必要に応じて行いますが、患者さんのその時の状態を手技の中で把握し、何が一番適切なのか常に考えながら施術しております。
また、患者さまとの会話も大事にしますから、「安心できる」「丁寧だ」と感じて頂けるのだと思います。

次に整骨院は、一般の病院よりも営業時間が長かったり、待ち時間が少なかったりという時間的な利便性が考えられます。
私どもでは19時半までの営業ですし、予約も受け付けていますので、待ち時間をなるべく少なく、忙しい方にも通いやすいと感じていただけるよう工夫しています。
午前の部は13:00まで受付ですので、中には仕事のお昼休みにご来院くださる方もいらっしゃいます。
当院は駅から徒歩で約10分、県庁・市役所前バス停から徒歩3分といった利便性から、お仕事帰りや合間にお立ち寄りになられる方も多いのが特徴です。
夕方遅くまで開いていること、予約も取れることは、「通院したいけどあまり休みは取れない」という多忙な方に支持して頂いている証だと感じています。

お勤めをしながら、子育てや介護をしながら病院に通うことを難しく思われ、「これくらいの事なら自分が我慢すればよい」とあきらめておられる方はいらっしゃらないでしょうか。
おどすつもりは毛頭ありませんが、そういう無理が、後々更なる体調不良を招くこともあります。

もちろん整形外科やクリニックで治療を受けられることも良いですが、近所や通勤路上の通いやすい接骨院というのも選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
患者さんにより身近に感じて頂き、丁寧な施術を行うことが、私どもの使命だと考えています。

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カテゴリー:交通事故, 日常

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