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2015.3.2.mon
シンスプリント
「シンスプリント」とは、すねの内側が痛くなる症状です。
ジャンプ、ステップ、ターンなど、足首回り酷使するスポーツをする人、又はスポーツを始めて間もない人がなりやすい症状です。
主な症状は…
★すねの内側の痛み
★ジャンプして着地した時に足首が痛む
★ふくらはぎが痛い
★足をひねったときに痛みが走る
といったもの。
これは、後脛骨筋という筋肉が緊張して筋肉の付着部(すねの骨の内側)を引っ張り、それによって炎症がおこるためだと言われています。
この症状によっておこる痛みはかなりしぶとい痛みで、症状が悪化していくと…
★何もしなくても鈍痛が続く
★普通に歩くことが困難になる
などの症状がでてくる可能性もあります。
スポーツ選手がシンスプリントになってしまった場合は、初期のうちにしっかりケアすることが大切です。
なかなか練習を休めない学生のスポーツ選手や試合や大会が近い選手にとっては、それほど痛みが強くないうちに休むということがなかなか難しく、我慢できないほどではない場合は痛みを我慢しながら練習を続けていると「疲労骨折」に繋がってしまうこともあるので注意が必要です。
シンスプリントは一度の治療で劇的に楽になるというものではありませんが、日々のストレッチ、ちょっとしたケアの仕方でずいぶんと変わってくることもあります。
また、ランニングフォームやプレー中の癖、シューズや偏平足などに原因がある場合もあります
こながや整骨院での治療方法は、そういった本当の原因を探すとともに、練習後のアイシングの徹底、後脛骨筋などの丁寧なストレッチやマッサージ、キネシオテープによる筋肉や動きの矯正、アーチのサポートになります。
また足首および下腿筋の柔軟性を高めるためのストレッチも効果的です。
大切なのは痛みがひどくなる前の早期治療・早期ケアです。
どのようにしたらいいかわからない方には、遠慮なくお問合せくださいね。当院のスタッフは、全員スポーツトレーナーの資格がありますので、わかりやすく、丁寧にご説明いたします。
最後に…
シンスプリントになる人は、もう一つ気をつけなければならないことがあります。
それは、有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)という症状につながりやすいということ。
外脛骨は、足の内側になる過剰骨(よけいな骨)で、後脛骨筋の終わりの部分にあります。
後脛骨筋に繋がっているので、そこに炎症が起こると外脛骨に痛みが生じることがあります。それが有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)という症状です。
外脛骨は、健常者の15%くらいの方にあり、症状がなければ得に問題はありませんが、痛みが出てきた場合は治療が必要になることがあります。
様々な症状を引き起こす前に、早めの治療を心がけることが大切です。
少しでも脛(すね)に違和感を感じるようなら、すぐにこながや整骨院にいらしてくださいね。
こながや整骨院では、これからの時代を活躍するスポーツ選手を応援しています。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。
静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722
カテゴリー:がんばれアスリート!, スポーツ外傷・障害
2015.2.23.mon
静岡マラソンの当日スタート前、当院にてテーピングサポートいたします!
今年も2015年3月1日(日)に、静岡マラソンが開催されます。
毎年、テーピングサポートの救護ボランティアに参加していましたが、今年は当院での仕事があるため残念ながら参加できません。
ですから今年は、こながや整骨院の院内で【テーピングサポート】を無料で行います!
マラソンの開始時刻は8時20分から。
スタート地点は葵区役所前です。
こながや整骨院の場所は、静岡伊勢丹から歩いて1分!スタート地点から一番近い整骨院になります。
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722
当院は朝の7時から開いておりますので、静岡マラソンに参加される方で、テーピングのサポートをご希望される方は、ご遠慮なくご連絡ください。
温かい部屋でゆっくりテーピングやアドバイスなどサポートさせていただきます。
また、ランナーズニ―、シンスプリント、足首痛、股関節痛など、走った際に気になる症状がありましたら、大会前のコンディショニングも行っておりますので、お気軽にお問合せください。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。
静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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カテゴリー:がんばれアスリート!, テーピング治療
2015.2.16.mon
ランナーズニー (腸脛靭帯炎)の治療
もうすぐ「静岡マラソン2015」ですね。
静岡マラソンは、小学生から大人までが参加できる静岡最大規模のマラソン大会で、
マラソンコースの高低差は全体で20メートル程度、大きなアップダウンもなく
平坦で走りやすいコース設定になっているのが特徴です。
ただ当日の海沿いの風が気になるところですが、天候に恵まれる事を祈るばかりです。
2015年3月1日(日)の開催に向けて、猛練習をしている方も多いのではないでしょうか。
マラソンの練習など長距離を走る際、一番多いケガは「ランナーズ二ー」という膝の障害です。
正式名称は【腸脛靭帯炎】といって「腸脛靱帯という大腿外側の筋肉および靭帯が膝関節の外側(膝のお皿の外側)で、摩擦し炎症を引き起こし痛みが発生する」というものです。
この症状は、しばらく走っていると痛み出し、休めば痛まない、また走りだすと痛むという特徴があります。
ですので、膝の痛みを感じる→ちょっと歩く→治る→走り出す→また痛みを感じる
ということを繰り返してしまう可能性があります。
また、もう一つの特徴が、
■5キロくらいになると必ず痛くなる
■10キロくらいになると必ず痛くなる
■1時間走ると痛くなる
など、ある一定の距離や時間を経過すると痛くなるということです。
このランナーズニーという障害は、マラソンの初心者から中級者レベルの人が一番かかりやすい症状です。
大きな原因として考えられるのは3つ。
★シューズが合ってないこと
★走り方の左右のブレが大きいこと
★道路の傾斜で片方ばかりに負荷がかかりやすい状態で走っていること
3つとも当てはまる方は少し注意が必要です。
シューズの裏を見ると自分の走り方の特徴や問題点が見えてくるかもしれません。
こながや整骨院で行う治療は、まず患者さんのお話を詳しくに聞いて、痛みの原因を探ります。
靭帯の痛みなので、超音波やハイボルトなどの物理療法を行い、痛みの軽減を図ります。
その後キネシオテープで筋肉や動きをサポート。
走り方が片側だけにぶれてしまわないように動きを矯正する治療も同時に行っていきます。
こながや整骨院では、スポーツトレーナーの資格をもつスタッフがおりますので、走り方、歩き方の指導、姿勢の指導なども行うことができます。
ケガや障害のサポートだけでなく、様々な側面からサポートしていきますよ。
マラソン大会に向けて、記録を伸ばしたい、どうしても完走したいという方の相談も承っています。
ぜひ、お気軽にお問合せいただければと思います。
また、静岡マラソン当日は、早朝より「スタート地点に一番近い整骨院!!」である、こながや整骨院にてテーピング施術を行う予定ですので、静岡マラソン参加者でテーピングをしてほしいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
少しでも体に痛みが生じたり、不調がある場合は、お一人で悩まずにお気軽にお問合せくださいね。
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カテゴリー:がんばれアスリート!, スポーツ外傷・障害, ランナーズニー(ランナー膝)
2015.2.9.mon
ひそかに隠れている大きな病気
先日、「背中が痛い」といって当院を訪れた患者さんがいらっしゃいました。
症状は「二日前から右肩甲骨の辺りの痛みがあり、日に日に痛みが増している」というものでした。
パソコンを使うデスクワークという仕事柄、よく肩が凝るらしく、今回も肩の凝りによる筋肉の痛みだと思ったそうです。
ピリピリしたかなり強い痛みを訴えていたので、痛みの場所を触診し確認したところ、痛みの場所が右側だけに偏っており、さらにはばらつきがありました。
肩こりによる筋肉疲労の場合は、背中の僧帽筋に沿って硬結や圧痛を認めることが多く、痛み方もピリピリと痛むのではなく鈍痛である場合がほとんどです。
症状から判断しても、明らかに肩こりではないだろうと思いました。
そこでまず痛みを軽くするため超音波を患部に当てる施術を行いました。超音波は、マッサージでは刺激しきれない部分(関節、深部筋肉)へのアプローチができ、腫れやむくみの解消、関節痛や肉ばなれなどに効果を発揮します。
さて、今回の患者さんの症状の特徴は…
★片側だけに生じる痛み
★ピリピリとした痛む
★痛みが日に日に増す
というものでした。
この3つの症状がある場合、「帯状疱疹」である可能性が高いので、後日痛みが増すようならペインクリニックか皮膚科に行くようおススメしました。
ところで「帯状疱疹」とはどんな病気か知っていますか?
「帯状疱疹」とは、子どもの頃に大抵の人が罹患(りかん)している「水ぼうそう」と同じ水痘ウイルスが原因で起こる病気です。
小さい時に発症した水ぼうそうは、約1週間ほどで回復しますが、ウイルスそのものは大人になってもそのまま体の中に潜伏しているのです。
大人になり、疲労やストレスで免疫力が低下した時にその潜伏していたウイルスが体の中で悪さをし始めます。暴れだしたウイルスは、神経に入り神経痛を発症させます。更には神経節を出て皮膚に水ぶくれをつくります。この水ぶくれが神経に沿って帯状にできるので「帯状疱疹」と呼ばれています。
免疫力が低下する理由は、「ストレス・疲労・病気・手術・免疫抑制薬の使用・高齢化」などがありますが、働き盛りの年齢の方であれば、ストレスや過労が一番の要因となるでしょう。
一般的には皮膚に発疹が出ていない限り、「帯状疱疹」と診断されることは少ないのですが、実は皮膚に発疹が出る前から、かなり強い痛みを訴える方も多くいらっしゃいます。
帯状疱疹は早期発見、早期治療が必要で、対応が遅れると入院することもありますし、帯状疱疹神経痛として根治が難しい神経痛が残ってしまう可能性もあります。
今回いらした患者さんも次の日、麻酔科に行ったところ「帯状疱疹」と診断されたそうです。発疹が出る前に気づいたので、早期の治療ができ1週間ほどで回復したとの報告をうけました。
背中が痛い、わき腹が痛いとなれば、大抵の方は筋肉か関節の痛みを疑い、整骨院や整形外科を受診すると思いますが、実は大きな病気が隠されている場合もあります。
心筋梗塞の場合も肩甲骨辺りに痛みがおこることがありますので、注意が必要です。
こながや整骨院では、そのような病気の診断、治療を行うことはできませんが、病気の可能性があることは判断することができます。体のどこかに痛みが生じることがあったら、我慢せず、まずは来院してみてくださいね。
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2015.2.2.mon
女性に多い胸郭出口症候群
胸郭出口症候群という症状をきいたことがありますか?
難しそうな名前であまり聞きなれないかも知りませんが、
働く女性や主婦の方に比較的多く、特に「なで肩」体型の人に起こりやすい症状です。
腕を上げたり伸ばしたりすると肩から腕全体がだるく鈍痛としびれ感を訴えるものです。
症状を聞くとよくありそうなものなので、胸郭出口症候群としての認識がないまま
腕がだるいとかおおぼったいなどと思っている方もいると思います。
これは、頸椎から出た腕への神経が首や肩周囲の狭いトンネルで圧迫を受け、
神経痛や血行不良が引き起こされ発症するものです。
「なで肩」では鎖骨が下がり、肋骨と鎖骨の隙間が狭くなりその下を通る血管や神経が圧迫されたり、
肩甲骨が外に開くことにより小胸筋という胸の筋肉が硬くなり腕を上げた際に
血管や神経が引っぱられたりして腕への鈍痛やしびれが引き起こされてしまうのです。
当院では、このような患者さんには首や肩、腕の手技マッサージはもちろんですが、
肩のポジションを調整する為に僧帽筋や菱形筋などの筋力強化も指導しています。
その時だけ症状が軽くなってもしばらくすると元に戻ってしまうということを防ぐために、
根本的な原因である「なで肩」の矯正をすることで症状の改善と姿勢の矯正も行うことにしています。
なで肩の女性で「胸郭出口症候群」という症状に思い当たる方は
ぜひご相談、ご来院ください。
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こながや整骨院では、お一人お一人の症状に合わせた施術を行っております。
どのようなお悩みでもお伺いします。お気軽にお問合せくださいね。
静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
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2015.1.26.mon
膝の簡単なテーピング方法について
本日は、動画にて膝の簡単なテーピング方法をお伝えします。
以下のような症状のある方は、このテーピング方法が有効です。
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*膝の曲げ伸ばしがスムーズでない、違和感がある
*スポーツでの膝障害の予防に(不安感の解消)
*成長痛予防に(オスグッド)
*膝蓋窩脂肪体、半月板などが原因で痛みがある
*膝を酷使する仕事やスポーツをする
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まずは動画をご覧ください。
〈内容の詳細〉
①3.7㎝幅のキネシオテープ(伸縮テープ)を10㎝ぐらいの長さに切る
②テープをはがし、両端の1㎝くらいを持つ
③膝を100°くらいに曲げ、膝のお皿のすぐ下(膝蓋腱)のあたりに、テープをかなりのテンションで引っぱりながら押し込むように貼る
④膝の曲げ伸ばしをして違和感や痛みがひどくなってないかを確認して完成!
膝のお皿は曲げ伸ばしの際、滑車のような働きをします。
その動きをサポートすることにより曲げ伸ばししやすくしたり、
半月板の動きを安定化させることにより不安定感を軽減したりという働きがあります。
また、大腿四頭筋という膝の成長痛の原因となる筋肉のサポートにもなるため、
成長痛の軽減にも効果を発揮します。(大腿四頭筋テープとの併用も効果あり)
こながや整骨院では、自分で出来る簡単なテーピングやストレッチ、トレーニングなども
個人に合わせてご指導させていただきます。
また、わからないことや質問があればご連絡ください。
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テーピングの効果や手順についてお聞きしたい方は、お気軽にお問合せください。
スポーツ障がい、ストレッチ、トレーニング指導もこながや整骨院にお任せ!
静岡の整骨院・整体・交通事故治療院
こながや整骨院
〒420-0035 静岡市葵区七間町 3-4 七間町ハイム 201
TEL/FAX 054-260-6722
2015.1.19.mon
妊婦さんの股関節の痛み
妊娠6か月位になってお腹が大きくなり、骨盤が開いてくる時期になってくると、腰痛や股関節痛で来られる妊婦さんが多くなります。
この時期はリラキシンというホルモンの影響で骨盤を支える靭帯が緩み、骨盤が広がり、子宮および胎児が大きくなることができるわけですが、骨盤には靭帯の支えが無くなる分、骨盤は不安定になり腰やお尻、股関節など骨盤周りの筋肉に大きな負担がかかるようになります。その負担が妊婦さんの腰痛や股関節痛の原因となります。
ですから当院では、お腹が大きくなり、骨盤が広がる過程で、疲れてしまっているお尻や骨盤まわりの筋肉をマッサージやストレッチで丁寧に緩める施術をしています。
それと同時に、痛みの具合を観ながら骨盤を支える筋肉をもう少し効率よく使えるように、体に教えてあげる為のエクササイズも指導しています。できればお腹が大きくなる前にやっておいて、筋肉の貯金を作ってあげた方がいいのですが、なかなかそんな余裕がある人は少ないと思います。
妊婦さんには体自体の変化からくる痛みと、ストレスなどが原因になる痛みもあるので、痛みが出るとき、出ないときがありますね。他の患者さんと比べて、痛みに波があるというのが特徴です。
痛みの少ない時に骨盤エクササイズをすることにより、予防や痛み軽減につなげる事もできますし、産後の骨盤戻しにも関わる筋肉ですので、鍛えておいて損はないと思います。
また、この時期の妊婦さんには電気治療ができない為、保険治療ではお受けできませんが、マタニティー整体として、痛みのケアを希望でしたら「25分整体」、痛みのケアと骨盤ケアおよび骨盤エクササイズを希望でしたら「55分整体」でお受けいたします。
何か不安や疑問がありましたら、お気軽に連絡をくださいね。
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妊娠中、産後の整体についての不安、疑問、何でもお聞きください。
1人1人の症状に合わせた施術を行います。
産前・産後整体(マタニティ整体)もこながや整骨院にお任せ!
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カテゴリー:産前・産後整体(マタニティー整体), 骨盤矯正, 骨盤矯正・骨格矯正
2015.1.13.tue
五十肩・四十肩の改善方法
ある日、突然起こる五十肩。基本的に原因不明といわれていますが、更年期障害によるホルモンバランスの乱れが原因という説もあります。五十肩にかかって来院される男性と女性の数を比べると、女性の方が若干多いなという気がしています。
ほてり、ホットフラッシュ、不定愁訴など、様々な更年期障害の症状がある中で、五十肩にかかると他の症状が軽くなるとも言われています。つまり、人により更年期障害の症状の出方は違っていて、ホルモンバランスが乱れる事によって、カルシウム代謝の異常や自律神経が失調してしまうなど様々なところに変化が現れます。
五十肩というのは肩周辺の筋肉や腱、関節包が固くなって、ある日突然痛みで動かなくなってしまうという症状で、期間は半年、一年、中には一年半くらいも動きにくい状態が続いてしまう方もいらっしゃいます。動きにくくなってしまったからと言って、そのまま動かさないでいると関節が固まってしまい、痛みが無くなっても可動域制限だけ残ってしまうこともありますので、当院では痛みをなるべく抑える治療と痛みが出ない範囲での運動の両方を行っています。
痛みがあるうちはどうしても肩や腕を大きく動かせなくて可動域が狭くなっていますから、痛みがないように腕や肩をだんだんと大きく動かしたり回したりして、少しずつ動かせる範囲を広げていくようにします。動かせない間にはやはり筋力が落ちていることも予想されますから、痛みが治まったら筋力を少しつけていくというトレーニングも大切ですね。
また、時々五十肩だといって来院された方の中に、五十肩に似た症状で腱板損傷が原因で痛む方がいらっしゃいます。
腱板損傷は腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)というインナーマッスルのケガ(自然発生することもあります)で「痛いけど動かせる」「腕を上げるとある範囲で痛みがひどい」というような特徴があります。
五十肩は痛くて動かせないという症状が特徴です。
ご自身で五十肩と腱板損傷どちらなのか鑑別するのは難しいかもしれませんが、どちらも治療が必要ですので、ぜひご相談ください。
年を重ねていくと、体が変わっていくことに戸惑ってしまう方もいらっしゃいますが、そういった変化は、誰にでも訪れるものです。焦らず、慌てず、その変化に向き合っていきたいですね。
*五十肩と四十肩は同じ症状のことをいいます。(年代により呼び方が変わる)