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2015.1.5.mon
主婦の皆さま、身体、悲鳴をあげていませんか?
こちらに治療に来られている主婦の方を見ていると、やはりかなり疲れがたまっているんだなあと感じます。
勤務時間が決まっているわけではありませんし、便利な家電がいろいろあるとは言っても、なんだかんだで結構身体を酷使して重労働だったりします。
日常的に疲れがたまっていて、だるいとか、痛みがあるとか、比較的症状がはっきりと出てしまっているのに、ご主人やお子様に気兼ねして、自分が治療を受けることに気が引けてしまって、どうしても来ることができない、時間が取れないという方もいらっしゃいます。そうなってしまうと、慢性的に凝り固まった筋肉に自身が慣れてしまい、歪みや凝り、痛みを感じなくなってしまうということもあります。でも本当のところ身体は悲鳴をあげているということもあります。
お客様を診ていると、痛みについては、使い過ぎや間違った使い方によるものが大部分ですね。できればなんだかいつもと違うな、という違和感があるくらいの危険信号の状態の時に来ていただけると、治療しやすいのですが、痛くなってからや、慢性化してしまってからですと、やはり治るまでに時間がかかってしまいます。
私たちは患者様とゆっくりお話をしたり、身体の声に一緒に耳を傾けたりして、痛みやだるさの原因をさぐっていきます。そして、患者様自身が気づいていなかった痛みの原因にたどり着くこともあります。身体からの危険信号を無視していると、いつか大変なことになってしまうかもしれません。
来院をお考えの場合は、一度ご連絡を頂いて、ご都合のいい時間帯を教えていただければ、その時間に合わせて治療をしていきます。何時までというご都合がありましたら、それも一緒に教えていただけると助かりますし、私たちから治療時間の目安をお伝えすることもできます。
毎日の生活の中で、身体の奥深くに蓄積されてしまっている疲れや痛みをぜひ私たちと一緒に改善していきましょう。
2014.12.22.mon
妊婦さんの整体 《妊娠初期》16週ぐらいまでの場合
随分と前から日本では少子化が問題になっていますが、それ以前に子供を安心して産んで育てられるような環境が整っていないなあと感じます。生まれた子供の保育施設をはじめとした受け皿がまだまだ整っていないですし、妊婦さんに対しても、もうすこしまわりの気遣いが欲しいと思います。
とくに妊娠初期の妊婦さんはお腹が目立たないから、つわりなどで苦しくても、バスや電車に乗っていて席を譲ってもらえなかったり、マタニティーマークもまだまだ認知が浅いのかあんまり気遣いがされていると思えない光景を目にすることまあります。近頃では臨月近くまで仕事を続ける方も増えてきて、中には会社でマタハラ(マタニティーハラスメント)に合ってしまう方もいたりして、妊婦さんは自分の体の変化以上に、外側からのストレスを感じてしまうようです。心遣いとか、気配りとか、そういった社会の潤滑油のようなものが少なくなってしまったのは、とても残念に思います。
妊娠初期の妊婦さんの肩こりは、体の変化というよりも、つわりや精神的なストレス、ホルモンバランスの変化が原因になっている場合が多いです。妊娠初期から安定期に入るまでは、万が一何かあっては大変ですので、整体などの治療をうけるよりも、安静第一で無理せずとにかく休んでいただきたいと思います。
必ずつらい症状も治まり安定する時期がきますので、安心して身体を休めてあげてください。
首や肩、背中の上部ぐらいまででしたら部分的に軽めのマッサージはすることもできますので、あんまり肩コリやそこからくる頭痛などがつらいようでしたら、一度ご相談ください。
お腹が大きくなってきて体に変化が起き始めると、40週になるまでには、腰痛、肩こり、肩こりからくる頭痛、恥骨痛、股関節痛、むくみなど、体のいろんな部分に痛みや不具合が出てきます。肩こりはお腹が大きくなることと直接関係がなさそうに感じますが、お腹が大きくなってくると、まず姿勢が変わります。反り返るような姿勢になるので、自然と首が持ち上がり、あごが上がってしまい、S字が強い状態になるんですね。それが原因で肩や首が張りやすくなりますし、そこから肩こり、首こり、頭痛になってしまいます。妊娠している間は、気軽に痛み止めなどの薬が飲めないですから、妊婦さんの痛みは本当に辛いですよね。安定期に入ってからなら、安心して治療をうけられますので、あまり我慢しすぎないようにしてくださいね。
カテゴリー:骨盤矯正
2014.12.17.wed
年末年始、お休みのお知らせ
年末年始は下記の期間お休み致します。
ご迷惑おかけ致しますが、何卒、ご了承下さい。
休診日:12月27日(土)から1月3日(土)まで
*1月4日(日)は整体(予約)のみです。
*1月5日(月)より通常通り営業させていただきます。
カテゴリー:こながや接骨院について
2014.12.15.mon
マタニティー整体のもう一つの意義
当院では産前・産後ともマタニティー整体として施術を行っていますが、産前に腰や股関節の痛みを訴えていらっしゃる方に産前から産後に起こるからだの変化についてよく説明させていただきます。
もちろん産婦人科で聞くお話の重複ではなく、主にお母さんの骨盤や姿勢に起こる変化とそれによる痛みについてです。
出産前には特に腰や股関節、背中の痛みを訴えてくる患者さんが多く、その最大の原因はリラキシンというホルモンによって骨盤を支える靭帯が緩くなり、骨盤が広がり、不安定になった骨盤を支える為にお尻や股関節まわりの筋肉が疲労し痛みが出ます。
また、大きくなるお腹を支えようとして背骨の彎曲が大きくなる(反り腰)ことによる腰や背中に痛みが出ることもあります。こういった妊娠の過程における骨格や筋肉の変化による痛みについてよく説明させていただきます。
また、その際に施術をしながら産後の身体の変化についてもお話します。
出産後にやった方がいいこと、やらない方がいいこと、いかに産後の整体が大切なのかなど色々と説明させていただきますが、こういったことはあらかじめ知っているのと知らないのとでは、身体的にも精神的にも大きな違いがあります。実際に産後の身体の変化(骨盤の変化・姿勢の変化)について知っておくと、変化の理由がわかっている分、痛みや違和感が出ても随分違うと思います。
出産後にブルーになってしまうと、育児にも影響が出てきてしまいます。腰の痛みや骨盤の違和感があったとしても、出産前に開いてしまった骨盤が閉じていく過程によるものだという理由やしくみが分かっていれば、理由のわからない痛みではない分、不安は少なくてすむと思います。
そして実際の出産後の育児は、体力勝負というところがあります。出産前に弱ってしまった筋肉は、出産後、すぐにもとの強さを取り戻すというものではありませんから、トコちゃんベルトや骨盤ベルトを有効に使い骨盤を安定させると同時に弱ってしまった筋肉を鍛えていかなくてはなりません。骨盤が締まっていく過程が骨盤矯正の最良のタイミングでありチャンスなんです!
「来た時よりも美しく」ならぬ「産む前よりも美しく」を目標に施術&指導をさせていただいています。
産前産後のそれぞれの身体の変化に、いかにつきあっていくかは、一人ではなかなか大変ですよね。私たちには、色々な妊婦さんを沢山見てきている経験があります。もし痛みや変化に悩んでいるようでしたら、ぜひ私たちに相談してみて下さいね。
カテゴリー:産前・産後整体(マタニティー整体), 骨盤矯正, 骨盤矯正・骨格矯正
2014.12.8.mon
家事は重労働
毎日、家族の為に家事を頑張ってる主婦の方、いつもご苦労様です。
家事というのは実はかなり重労働だということを私たちは知っています。
当院にも、お風呂掃除をしようとかがんだ際、ぎっくり腰になったとか、洗濯物を干そうと腕を伸ばした際、肩を痛めたとか、子どもが不意に飛びかかってきて首を痛めたとか、食器を洗っていて手首や親指の腱鞘炎になったとか、例を挙げればキリがありません。
しかしながら、主婦の場合、家族優先の生活をしている為、自分の体のケアが後回しになり、なかなか治療を受けずに我慢していた為、酷くなってから来院されるケースもよく見受けられ、もっと早く手当てとしていればこんな事にならなかったのに、と思うこともよくあります。
また、「日常生活でだんだん痛くなってきたから保険が使えないんじゃないか」と思っている方もよくいっらしゃるようで、使い過ぎによる痛みや間違った使い方による痛みも「亜急性の怪我」として扱うことができるので、「保険で治療ができます」と説明するとびっくりされることもしばしばあります。
家事は休みがない為、我慢できないほどでない場合は、ほとんど我慢して無理を重ねてしまいがちですが、毎日の繰り返しである為、使い過ぎや間違った動作というものは確実に痛みに繋がってしまいます。ですから、「疲労をためる→痛みが出る→かばった動作(間違った身体の使い方)になる→痛みが増す」という悪循環をどこかで断ち切らなくてはなりません。
しかし、一人であれこれ考えてもなかなかその原因を探すことはできません。
当院では、家事を分担制でこなすスタッフが、丁寧な問診を心がけて患者様と一緒になって原因を探していきますので、是非ご相談下さい。
2014.12.2.tue
美容師に多いばね指
指を曲げたら伸ばせなくなった、伸ばそうとすると引っかかって「カックン!」となる。
こんな症状をバネ指といいます。
痛みを伴う場合もありますが、痛みがない場合や、朝起きてからしばらくの間だけという場合もあります。
バネ指は特に美容師さんやトリマーさん、庭師などハサミをよく使う方によく見られます。
バネ指は、指を動かす腱が摩擦によって腫れ、肥厚してしまいコブのようになり鞘というトンネルをくぐり抜けることができなくなり、その結果、指を伸ばせなくなったり、くぐり抜ける際の衝撃がカックン!という不快な感覚になってしまったりということを引き起こします。
完全に完成されたバネ指は手術でコブを取り除いたり、鞘というトンネルを開いたりしなくてはなりません。
しかし、バネ指の初期や手前の腱鞘炎の段階で適切な処置や治療を受ければ防ぐことができます。
原因としては、同じ動作を極端に多くしていることや、力の入れ過ぎだったり、キレの悪いハサミを使っている為だったり、個人差はありますが腱自体が脆弱だったり炎症が起こりやすい体質だったりということが考えられます。
また、庭師だけでなく、大工さんなどハサミではなく金づちをたくさん使う場合にも起こりやすいようです。
つまりは握る動作が多い人は要注意ということです。
職業病とも呼べると思いますが、そのままにしておくと手術が必要になってしまい、お仕事を休まなくてはならなくなってしまいます。
そうなる前に、指や手に少しでも違和感や熱感、起床時の指のこわばりを感じたら、私たちにご相談下さい。
2014.11.25.tue
しゃがめない子供
先日、サッカーをやっている男の子が「足首が硬く、しゃがめない」ので見てほしいと来院されました。
最近の子供は身体が硬いとか和式便所が無くなってきたので、しっかりしゃがむことができない子が多いとよく聞きます。
当院でも捻挫した子供の治療で足首の可動域を検査してみると硬くて、しゃがんでごらんと言うとしゃがめないという子を何回か施術したことがありました。
サッカーをしていて足首が硬いというのは確かに不利だと思いますが、ヨーロッパや南米に和式便所があるかというと…どうなんでしょう?
メッシやネイマール、Cロナウドが本当に足首が軟らかく問題なくしゃがめるかどうかは検査してみないとわからないので何とも言えませんが…
ともかく、しゃがめない子供の施術は足首だけを操作しても意味がありません。
しゃがむという動作は腰から股関節、膝関節、足関節という下半身すべての関節が連動して行う動作ですので、骨盤矯正や殿筋・股関節関連筋群、ハムストリング、大腿四頭筋、前脛骨筋など主な役割を担う筋肉のストレッチと調整をしなくてはなりません。
その後、しゃがむという動作を忘れてしまった脳・神経にしゃがむという動作を覚えさせなくてはなりません。ですから動作訓練というのも大切になります。
当院での施術と自宅での毎日のストレッチを何回か続けて1カ月弱、このしゃがめないと来院された男の子もかなり深くまでしゃがめるようになり、下半身の柔軟性もだいぶ回復してきました。
最近のスポーツクラブではお子さんのトレーニングもかなり専門的になり、レベルの高いことをしている選手もいると思います。それに伴い成長期の身体にはかなり疲労や筋緊張が残ることも多いようです。しっかりしたケアをしていかなくてはかたい筋肉が原因で怪我や傷害を招いてしまうこともあります。
ぜひ、心配な症状がありましたら一度ご相談ください。
2014.11.17.mon
ペットと一緒に事故に遭ってしまったら?!
先日、自転車に乗っていて、事故にあってしまったという方がいらっしゃいました。
さらにこの患者さんは自転車のかごにペットの犬を乗せていて、転んで怪我をしてしまったということでした。
自転車も壊れて、一緒に乗っていた犬も怪我をしたのですが、壊れた自転車も賠償の対象になります。
また、自転車にも道路交通法が適用され、自動車対自転車、自転車対自転車どちらの事故の場合にも双方過失割合が決められ、その割合に応じて治療費や修理費を負担しなくはならないということになります。
その一方でペットは物として扱われてしまいます。
ペットブームの今、ペットは家族の一員としてわが子同然に慈しんでいる人も多いのですが、人と同じように対人賠償から治療費などを受けられるわけではないのです。ペットが交通事故で怪我をしてしまった場合、相手方の対物賠償保険からの保証を受けることになります。なので、保険金や治療費については、そのペットの時価を限度として支払われるのが基本です。
この方の例には当てはまらないのですが、ペットの放し飼いやペットが急に車道に飛び出したなどによる事故の場合は、飼い主側の管理責任が問われて、その過失分が損害賠償額から差し引かれる場合もあるようですね。
自分の車に乗っているペットが自動車事故で死傷したような場合には、マイカーの自動車保険からペットの葬祭費用や治療費が補償されるという場合もあります。すべての損保会社が取り扱っているわけではないですし、一定の条件があるようですから、確認された方がいいでしょう。
最近では、ペットの犬は物であることを前提としながらも、賠償額が犬の時価総額以上になったケースもあります。社会通念上必要と認められる治療費の支払いが妥当となった例もありますし、亡くなってしまったペットの飼い主の精神的苦痛に対して、慰謝料を認めたという場合もあるようです。ただ同時に犬用のシートベルトをしていなかったことを飼い主の過失として、過失相殺を行ったようです。
ペットと一緒に事故にあってしまったら、自分のケガの保険についてはもちろんですが、ペットについても様々なケースが当てはまるようですから、まずは交渉してみることが大切ですね。必要に応じて司法書士、弁護士といった法律知識のある方に依頼するのもいいかもしれません。
もしお悩みでしたら、ぜひ私たちにもご相談ください。
カテゴリー:交通事故